フロントダブルに戻したブロンプトン弐号機の試走をしておきますが、変速性能とギア比が実走に適しているのかチェックすることが目的ですので、近場で済ましておきます。
ただし、いつものトレーニングコースをぐるっと走るだけでは面白くないため、「試走を兼ねて」という気分で進めます。
最初のターゲットは「愛知牧場」で、高速道路の側道を走るルートを選択。このルートは急坂が連続するため、山に行かなくてもインナーギアの使い勝手とフロントの変速性能の確認ができます。
アウターギアで勾配5%まではシッティング、勾配8%では立ちこぎで突破。勾配8%が続く場合はインナーギアでくるくる走行。勾配12%まではシッティングでなんとか突破。「アウター → インナー」、「インナー → アウター」それぞれシャキッとスムーズに変速してくれます。
フロントに関しては合格です。リアに関しては無理やりの外装3段変速ですので、かなりクセがあります。平坦区間で軽い負荷で走るのなら2速の14Tがちょうど良い。12Tで負荷を掛けて緩い上り区間に入って14Tにすると、カリカリ、カリカリといつまでも鳴り続け、いつの間にか17Tに上がってしまう。
ドンピシャで決まっていれば14Tで走り続けても異音がしないため、コンマ1ミリとかコンマ2ミリという微妙なところ。
1速から慎重に2速に入れるとなんとかなるため、上り区間では3速から2速ではなく、ケイデンスが落ちてからいっきに1速に入れて、上りが緩くなったところで2速へ入れるようにすると良い感じ。とりあえずコツを掴めばなんとかなりそう。
初号機で試した時は全く問題なかったフラットペダルにハーフクリップの影響なのか、右脚に違和感あり。それとも、Sハンドルにしたことでポジションが変わったのにもかかわらず、サドルの調整をしていないことが要因なのか。SPDに戻しての試走が必要。
そんなこんなでやってきました「愛知牧場」。
さっそく、いつものコスモス畑に向かうと、あらま壊滅的な状況なのでしょうか。いったいどうしたんだろうという雰囲気です。諦めてキバナコスモス畑に向かう途中で…
※フォトレポートは「フォト日記」に掲載しました
「Pハンドル、フロントダブル、リア内装5段変速、リア外装2段変速」のガチムチ仕様から、「Sハンドル、フロントダブル、リア外装3段変速」の高速仕様になったブロンプトン弐号機。どのくらい速くなるのか楽しみだったわけですが、今日のルートでは「思ったより走らない」というガッカリな印象。いつものトレーニングコースでベンチマークしてみなければ“比較”はできませんが、2015年春までに比べて脚力が落ちているので、結局のところ「楽に走ることができるのか」になりそうです。
距離35.4km、獲得標高402m、アベレージ21.1km/h。ぐるっと走るだけなら1時間50分程度のコースですが、所要時間は3時間10分でした。自転車遊びを再開した当初の「自転車 + 写真撮影」の時間配分に似てきました。