ブロンプトンの遠征で時々思うことは「リュックをブロンプトンに固定したい」です。ブロンプトンの日本一周の時は前後の輪行部分はおまけみたいなもので、数をこなせば慣れるため装備に悩むことは無くなりましたが、日本一周を終えた後の遠征については変則的なものが多く、その都度悩みが発生します。
ブロンプトンのCバッグは便利に使えますが唯一の欠点は背負うことができないことです。移動が多い場合はこの点が気になります。そこで背負える頑丈なバッグを用意して春の沖縄エリアの旅の時もそれなりに工夫しましたが、ちょっと無理やりすぎてバッグの重さが気になりました。
今回の「船旅+ブロンプトン」の場合、現地滞在時間は56時間ですが、往路の船旅で40時間、復路の船旅が39.5時間という船旅がメインで、北海道サイクリングがおまけみたいなものです。そこで「リュックを使いたい」を改めて試すことにしました。
用意したものは…
和田サイクルのブロンプトン専用キャリア[BM-10F]です。以前から気になっていましたが使い道が思いつきませんでした。このキャリアを「リクセン化」させることで、いろんなバッグを使うことができることは分かりますが、リクセン化には大きな欠点があります。それは「重くなる」です。荷物が多ければCバッグを使えば良いし、少なければハンドルに固定する小型のバッグを使えば良いので、無理にリクセン化させるメリットが思いつきません。
それではなぜ和田サイクルのブロンプトン専用キャリアを買ったのか?
それは商品ページの写真を眺めていた時に、バッグの底を支える箇所が大きめに作られていることに気が付いたためです。ブロンプトンの純正のキャリアは底の支えの箇所が小さいため何かを簡単に積むことができないのです。
さっそく旅に必要な衣類などをリュックに収納してみました。結構良い感じに固定できます。しかし、まだ全てを収納しているわけでも無いのにすでにパンパンです。
試しにハンドルを切ってみるとバッグに干渉します。走行には支障ありませんが、気分が良いものではありません。それよりも荷物が入りきらないのは致命的です。
倉庫から写真撮影の時に使っていたバッグを発掘。このバッグは横幅が広いため、結果的に高さを抑えることができます。さらに外のポケットが便利に使えるため、モバイルバッテリーや地図の収納に困りません。
もちろんハンドルも干渉しません。
荷物満載でホームコースを走ってみました。距離45.7km、獲得標高225m、アベレージ23.7km/h。荷物満載のブロンプトンでこのアベレージなら十分速いですね。キャリアに縛り付けたリュックは安定していて走りに影響はありません。
おまけ
話題のハブ毛を付けてみました。小径車はハブが汚れやすいのでハブ毛はお勧めです。