忘れやすい船輪行の注意点

輪行の手段は大きく分けて、鉄道、バス、飛行機、船があります。細かく分ければ、鉄道はJRの各駅停車、特急、新幹線、さらに私鉄、地下鉄のように分かれ、バスは路線バスと空港バス、飛行機は航空会社および機体の大きさ、船はフェリーと高速船のように分けるとキリがないのですが、それぞれ輪行のルールが違います。持ち込める大きさ、重量、梱包方法、自転車以外の荷物の中身、別料金なのか。鉄道の場合は混んでいる時間帯を外すとか置き場を考慮するといったマナーも重要になってくるため、完全に把握している人が要るのか怪しいもので、経験値頼りが現状かと思います。

今回は船を使った場合の注意点ですが、高速船の場合は大きさ制限が厳しく、その制限については各社違うため事前調査が必要です。大きな荷物を載せるのならフェリーを使うわけですが、ここで「えッそんなことが!」という自転車乗りには致命的なことがあります。

それは「靴」です。

これも船会社にもよりますが、ビンディングシューズでの乗船を拒否される可能性があります。

船を使った沖縄の離島巡りの時は走行距離が少なく上り区間も殆どなかったためハイキング用途のシューズを使いましたが、北海道の場合は平坦のみというわけでは無いためSPDシューズを使いたくなります。(※ブロンプトンでもそれなりに走るためにはSPDシューズは必須です)

つまり、乗船前に靴を履き替える必要があるというわけですが、船内ならともかく乗船前からビーチサンダルというのはカッコ悪いです。しかし、船内ではサンダルで過ごすのが便利です。そこで、普段履きしても違和感がないサンダルを探してみました。

ダメ元OK、往復の間だけ耐えられたら1回の旅で使えなくなってもOK、ただし見た目はそれなりに重要。

近所のホームセンターでは「見た目はそれなりに重要」を満たすものが無かったため、現物を見ずにABC-MARTの通販でポチッ。


ホーキンス スポーツサンダル ADRIATIC HS13110 GRAY/WHITE 7(25) 1080円 + 送料440円


1080円の品物でもホーキンスの箱に入っていてちょっと得した気分ですが、そのことで「ダメ元で捨てればいいや」という低レベルのものではないことが分かります。


サンダルにしては重さを感じるため実測してみると、なんと587gもあります。ブロンプトンの旅では少しでも荷物を軽くする工夫をしていますが、今回は単純に重量増になってしまいました。



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