ディスクブレーキ仕様のロードバイクやシクロクロスの選択肢が少ない時期に「軽いLupoDが欲しい」という理由でROMA購入しました。1年待てばあれこれカスタマイズすることもなく「軽いLupoD」を手に入れることはできたのですが、カスタマイズそのものも趣味であるため、あえてROMAを購入したともいえます。
ノーマル仕様のROMA (2013年6月)
ROMAを購入してすぐに、「ドロップハンドル+STI+ディスクブレーキ」にするためにディスクブレーキを油圧式から機械式に交換しました。そこからあれこれカスタマイズしてROMAを「軽いLupoD」に仕上げて今風のサイクリング車が完成しました。「クロスバイクをドロップハンドル化させてもロードバイクにはならん」は当たり前のことで、クロスバイクをいくらカスタマイズしてもロードバイクとはスピードレンジが違います。あくまでもクロスバイクの範疇であり、ドロップハンドル化させることでロングライドが楽になるだけです。
サイクリング仕様のROMA (2013年7月)
頑丈なROMA仕様のLupoD (2014年2月)
ということでROMAを「軽いLupoD」にした代わりにLupoDを「頑丈なROMA」にしてしばらく楽しんでいましたが、LupoDをクラシカル路線にしたついでにROMAをフラットバーに戻して完全ジテツウ仕様に仕上げました。
クラシカル路線のLupoD (2016年9月)
完全ジテツウ仕様のROMA (2017年9月)
サイクリング仕様のROMAの走りには不満はありませんでしたが、どうにもこうにも見た目が私の好みではありません。スローピングがきついフレームにドロップハンドルは恰好悪いです。よってロードバイクもスローピングがきついフレームは選択肢にありません。
完全ジテツウ仕様にした時にディスクブレーキを油圧式に戻せば良かったのですが、ROMAのハンドル周りを一時的にニローネに使っていたこともあって、まるごとROMAに戻したことで機械式のままでした。23cタイヤなら機械式でも十分ですが、35cタイヤだとブレーキが負けるような気がしていましたが、そのまま使ってきました。わざわざ買った機械式ディスクブレーキを放置するのは「もったいない」という貧乏性な理由です。
しかしながら、ジテツウのコースには急な下りが何か所もあるため、ブレーキングが楽になる油圧式にいつかは戻したいと思いながらも今シーズンも秋になります。
ROMAをジテツウ仕様に仕上げていく度に重くなっていき、実測はしていませんが、たぶん現時点ではLupoDより重そうです。こうなるともっと気楽に乗るために「軽いROMAが欲しい」となります。
ということでその前準備でROMAのディスクブレーキを油圧式に戻しました。ジテツウで使い勝手を検証してみると、当然ながらブレーキングが非常に楽になります。これなら指が思うように動かなくなる極寒のジテツウも安全安心です。28cタイヤならタイヤがブレーキに負けるということもなさそうです。そういえばROMAの標準タイヤは28cでした。メーカーが提供するノーマル仕様が完成形かもしれません。