イージーパッチは旅先の緊急用です

8月の洞爺湖でパンクした原因が豆粒大の鋭利な石がタイヤに刺さったためで、10月の自転車旅に備えてブロンプトンのリアタイヤを交換したのが9月23日のこと。タイヤ交換後の試走は必須ですので、約30kmほど走り準備万端のはず。

10月の自転車旅が間近に迫ったため、ブロンプトンを輪行袋に収納しようかと思ったらなんとリアタイヤの空気が完全に抜けています。9月23日の走行後、そして翌日も何も異常が無かったのに、10日間ほどで空気が抜けるとは明らかにパンク状態です。

旅先でブロンプトンのリアタイヤがパンクした場合は、ホイールを外さずにママチャリのようにチューブを取り出してパッチを貼ります。飛行機を使う場合は「ゴムのり」を携帯できないため、「イージーパッチ」を使うことになります。

輪行の手段が違う度に、いちいち携帯品を入れ替えるのが手間ですので、ある時期からは「ゴムのり」を使うのをやめました。それは、入れ替えるのを忘れて「ゴムのり」を没収されて旅先で不安になったことがあったからです。※予備チューブはあくまでも保険です

ということで、洞爺湖でパンクした時も「イージーパッチ」を貼って、残りの行程を無事完走できたわけです。そこから3週間近く経ってからタイヤ交換した時も空気圧はある程度保たれていたため、チューブはそのまま使うことにしました。

なぜ、今になって空気が抜けるのでしょうか。タイヤ交換後の試走の時に何かを踏んだのでしょうか。ホイールを外してチューブを取り出し、水につけて原因を探してみると、なんと「イージーパッチ」を貼ってある箇所からブクブクと空気が漏れています。

空気圧が高い状態なら圧でタイヤに密着するため空気が漏れにくい。しかし、少しでも圧が下がると漏れてくる。

ツイッターで「イージーパッチは粘着力が弱い」という指摘をいただきました。さらにその粘着力そのものの寿命が短いため、出先から帰宅するまでの応急処置程度のものだそうです

3週間の間にさらに粘着力が弱まり「パッチ」の役目を果たしていない状態になっているということのようです。

旅先でパンクしたらイージーパッチで応急処置して、帰宅後にチューブ交換。これが基本かもしれません。



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