「MOON X-POWER500」パチ物ライト?

過去に思い付きで大量にライトを買ってしまったので、それらをジテツウで使っていけば、全てのライトが壊れる前に私が定年を迎えそうです。

もう要らんものは買わないと決めていても、Amazonを眺めていると“価格”でついついポチッしてしまいます。

Amazonで明るい格安のライトを調べてみると、なぜだか某ライトと非常に似ている製品がずらずらと出てきます。その某ライトは生産中止になっているため、パクリものを流通させても偽物扱いされないからでしょうか。

ライト、フロントの補助灯、リアの補助灯の3点セットで2000円未満で販売しているショップが多いようです。シールなどを貼って微妙に製品名を変えているようですが、たぶん中身は同じはず。

興味本位でAmazonのタイムセールでポチッしました。(セール中は1500円弱でした)

某ライトを持っている人なら「あれ?」と思うはずです。


開封。まずは本当に3点セットなのか確認。


そして補助灯のテスト。こういうライトだけでも有名メーカー品は結構高額ですので、短期間で壊れなければ格安品でも十分かもしれません。


さて某ライトとは「MOON X-POWER500」です。見た目がそっくりですから「パチ物ライト」そのものです。しかし、使っている材料がしょぼいのか妙に軽いです。本物は見た目通りに重量があります。本物と違ってパチ物ライトはバッテリーを取り出すことができません。


正面から見るだけなら、コピー商品そのものですが、コスト的なのか微妙に変えてあるところがあるので、単なる安物ライトという扱いになりそうです。


本物はモバイルバッテリーで充電できますが、パチ物ライトはどうでしょうか。あれ?充電できません。と思ったらケーブルが不良品でした。


ケーブルを変えてみると充電可能。


ついでに充電しながら点灯もできます。ここは本物の仕様に似ています。


灯りの色は本物は少しイエローですが、パチ物は青白いです。ここも中華ライトらしいコストダウンの表れでしょうか。


屋外で点灯させてみました。本物はスイッチが青く点灯していますが、パチ物は赤く数回点滅すると消灯しました。明るさを比べてみるとパチ物の「強」は本物の「Mid:240ルーメン」と同じくらいですので、公称値400ルーメンも正しくないのかもしれません。


両者とも「強」にしてみると明るさの違いがよく分かりますが、ジテツウには本物の「OverDrive:500ルーメン」は使わないので、パチ物でも必要十分な明るさを持っています。

車の交通量が殆ど無い&街灯が無い区間は2灯、その他は1灯で使っているため、ジテツウならこの2本があれば十分かもしれません。結果的に「閃355B」は再び倉庫行きです。



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