ブロンプトン輪行「南知多町エリア」

春の遠征に備えて「撮影機材」を背負っての「輪行&ポタリング」の練習を数回こなす必要があります。その第一弾としては、ちょうど“菜の花”の時期になりましたので、南知多の「観光農園花ひろば」に行ってみることにしました。目的地目指してひたすら走るというのは面白くないため、あくまでも「観光農園花ひろば」は観光地(撮影ポイント)のひとつとして、他にいくつか周ることにします。

昨日、輪行のルートを検討してみたところ、名鉄を使うと「神宮前駅」まで本線で行き、知多河和線に乗り換え、最後に知多新線に乗り継ぎという具合に電車で行く割には非常に時間が掛かります。また、自宅の最寄駅に戻った後も自転車での移動となると、夕方5時頃までには戻る必要があり、自転車での移動で時間との戦いは精神的に辛いものになります。

そこで、今朝になって急きょ変更して、まずは半田市まで車で行き、名鉄の知多半田駅から野間駅まで電車で移動、そこから自転車を使い、時間との兼ね合いでウロウロ周ります。そして名鉄の河和駅から再び電車を使って半田市に戻り、車で自宅に帰ります。これならば最悪でも河和駅に夕方5時に着けばいいことになります。


ということで、本日の輪行のスタート地点は「知多半田駅」です。駅周辺の駐車場から駅まで結構な距離があって、プロンプトンを担いでの移動はツライ…


名鉄電車の車両ですが、古い車両ならこのような長椅子になっているため、ブロンプトンの置き場に困ることはありません。


この「野間駅」から自転車のスタート地点です。

最初の目的地「大御堂寺(野間大坊)」を目指して走りますが、何やら看板を発見。さっそく寄り道してみました。

「はりつけ松跡」という何とも物騒な町指定文化財でした。


「大御堂寺(野間大坊)」に到着しました。ここは源義朝の最期の地だそうです。


今日はシニアの団体さんが観光バスで訪問していました。


「経筒」を右手で手前に引いて「オンマニパドマフン」と唱えるそうです。


天邪気(鬼)
他にもいろいろと撮りましたが、このくらいにしておきます。


海沿いを気持ちよく走っていくと「野間灯台」に到着。(ここには高校生の時に自転車で来たことがあります)

ところが、追い風の助けもあって快調に走りすぎて「内海」を通り過ぎてしまいました。立ち寄りたかったお寺があったのに残念…


地図を確認しながら小休憩。今更逆風の中を内海まで戻るのも大変ですので、前に進みます。それにしても今日は絶好の自転車日和ですね。


2箇所目の目的地「岩屋寺」に到着。

ここでも大量に写真を撮りましたが、いくつかピックアップしました。




知多半島には、参拝だけでなく見応えあるお寺が数多くありそうですね。

奥ノ院にも立ち寄りましたが…

カシャカシャ撮っているとバチが当たりそうな雰囲気だったため、とりあえずこの建物だけ撮りました。

「岩屋寺」に立ち寄った目的ですが…

大師ヶ岳の弘法大師の石像を拝見することです。ここまで登ってくるのは結構大変でしたが、自転車のトレーニングの効果が表れているようで、以前の様な「心臓バクバク、息がゼーゼー」にはなりませんでした。

「岩屋寺」から「鯛祭ひろば」への移動は結構大変でした。自動車なら普通の道ですが、自転車だとちょっとした山越えでも疲労困憊。


大きな「鯛」がお出迎え。


実はここで「昼食」タイムにしようと思っていましたが、腹の足しになるようなものは全く売っていません。

仕方なく試食の「えびせんべい」をバリバリ食べていましたが、時間帯の関係なのか他には客が一人もいません。試食ばかりしていると店員の視線が気になるので、2階の休憩フロアに退避してコヒータイムとしました。(お茶とコヒーが無料です)


しばらくすると団体客がやってきたので、再び1階に下りて、試食再開。でも「えびせんべい」では空腹を満たすことは不可能ですね。


お土産に2袋購入しました。

さて「花ひろば」へ向いますが、空腹で心身ともに力が入りません。


風が強く吹き始めた中、なんとか「観光農園花ひろば」に到着。


本日の撮影ポイント「菜の花畑」です。

このために「デジタル一眼 + レンズ3本」を背負ってきましたが、疲労からか撮影意欲がイマイチです。「自転車+撮影」はちょっと難しいかもと思えてきました。(このページに掲載した写真はGX200で撮ったものです)


“菜の花だけ”というのは絵的にチト厳しいですね。家族連れが子供を菜の花とセットで被写体にしていましたが、そういう写真が似合いそうです。

午前の晴天から急に曇り空に変わってきて風も強く吹き、時間は既に午後2時を過ぎています。もう一つの花畑を撮ってから「花ひろば」を後にしました。予定では幡豆岬まで行き、折り返してチッタナポリに立ち寄り、河和駅を通り過ぎて観音公園に立ち寄ってから河和口駅から電車を使うことにしていましたが、ここでギブアップ。


ひたすらブロンプトンを走らせ名鉄の「河和駅」に到着。知多半島の始発駅だから絶対空いているハズと思い込んでいましたが、名鉄本線の特急の停車駅並みに人口密度が高くて、驚きました。


夕方4時、哀しいことにようやく昼食タイムでした。(南知多まで行ったのに新鮮な魚料理も食べずに帰ってくたというのも哀しい…)

午前8時自宅を出発、そして帰宅が午後5時、自転車での走行距離は約30km。車と電車と自転車と徒歩という移動手段を使った南知多遠征でしたが、予定よりも随分時間を要しました。周りたかったポイントの半分しかこなしていませんし、まだまだペースが掴めていないようです。

「撮影機材を背負っての走行」については、走っている間はそれほど負担には感じませんが、帰りの電車に乗ってからドッと疲れを感じたため、いつも以上に疲労が蓄積されていたかもしれません。「自転車+撮影」の遠征の計画をもう少し見直す必要がありそうです。



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