知多を走る「大府から半田」

梅の時期になったら「知多半島サイクリングロード(武豊大府自転車道線)」を走ろうと決めていて、そのルートの最大の観光ポイント「佐布里池」で撮影をします。「佐布里池」を含めてどのように走るのかコース案をいくつか検討しましたが、一番最初に考えた大府から半田まで走るルートを採用しました。

大府まで車で移動、「あいち健康の森公園」をスタート地点として「知多半島サイクリングロード」を走り、「佐布里池」で休憩&撮影、そして半田まで行きJRで大府まで戻ります。ブルーノミニベロ16ロード用に輪行袋を購入した理由は、この案を実行するためでしたが、ブロンプトンを購入したことで他のコース案を考える余裕ができてしまいました。しかし、「どうしてもブロンプトンでなければ」という場合を除けば、やはりブルーノミニベロの方が走りやすいため、今日はブルーノミニベロを使うことにしました。


「あいち健康の森公園」には初訪問のため、どこが良いのか分からないため第二駐車場に停めましたが、これはハズレでした。「知多半島サイクリングロード」に向うためには公園の反対側へ向う必要がありますが、公園内への自転車の持込ができないため、グルッと巨大な公園の外周を走ることになります。


いきなり躓きましたが、さて「知多半島サイクリングロード」はどこなのでしょうか? 標識が見つかりません。適当に南下して用水沿いを走れそうな道があったため、「もしかしたらこれか?」と不安に思いながら走りましたが、あっという間に道がなくなりました。農園を通りぬけ、適当に西南方向に向かって走りますが、どこを走っているのやら…


団地内を走っていると公園発見。なんとなく場所が分かってきましたが、それにしても「知多半島サイクリングロード」が全く見つかりません。


迷子になりながらも約1時間で「佐布里池」に到着。


梅祭り時期の「佐布里池」は観光客で溢れます。写真にはあまり人が写っていませんが、実はすでに大勢の観光客で、あちこちの駐車場はどこも満車状態なのです。まだ時刻は10時30分なのに…


滞在時間1時間30分、梅の観賞&撮影を思う存分堪能できました。(写真は佐布里池の梅園2009をご覧ください)


さて、半田に向けて走りますが、相変わらず「知多半島サイクリングロード」が見つかりません。ほんとうにあるのでしょうか? 一般道を南下していると用水が見えたので、そちらに向うと走りやすい道路がありました。ようやく快調に走れると思ったら、あっという間に行き止まり。


仕方なく、一般道を東に向います。あれに見えるは知多半島道路です。


アピタが見えてきたら半田はもうすぐです。実は半田市と阿久比町の境を流れる川沿いに来て、初めて「知多半島サイクリングロード」に出会いました。いったいどこをどうやったらこのルートに辿り着けるのでしょうか。


半田での目的は「半田赤レンガ建物」の見学です。


下調べをせずに訪問しましたが、偶然にも今日は一般公開日で建物の中を見学できました。(運がいい)


「蔵のまち雛祭り一般公開」ということで観光客が大勢きていました。建物中では「復刻カブトビール」の販売もしていますよ。


紺屋海道をポタリングしました。早歩き程度の速度でブラブラするのが“ポタリング”ですね。その速度なら街並みを十分楽しめます。


半田駅に到着。さてブルーノミニベロ16ロードでの初輪行です。


が、準備万端で改札に向うと目の前で大府行きの列車が発車しました…。次の列車は30分後です。


半田駅は「日本最古(明治43年11月)の跨線橋」の謳い文句通りとても古いです。


もちろん先頭車両に乗り込みましたが、“ワンマン”の意味はこの後しばらくして分かりました。


運転士側に荷物を置くととてもジャマになります。この後、右側に移動させました。フレームがデカイ「ブルーノミニベロ16ロード」を後輪をハズさずに収納する輪行袋に入れましたが、列車に乗せてしまえばそれほど大きくはないですね。

この状態で、いちおう自立をしますが、発進時のゆれで倒れる可能性があるため、大府駅まで輪行袋を軽く支えながら、運転士目線での景色を楽しみました。

大府駅から「あいち健康の森公園」に戻り、今日のプチツーリングは終了です。今日はもう一つチャレンジしたことがあります。


このように車輪を外さずに後部席に押し込んでみました。偶然にもピッタリサイズですね。

本日の所要時間は約6時間(車の移動は除く)。走行距離は32kmでした。



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