ミニベロ16ロード、GIOSアンティーコ、ビアンキLupoDで全く同じコース(約30km)を走ってみましたが…
“時間”というものは変な時計を使わない限りそれほど誤差はでないため、走行時間については、ある程度は信用できます。イマイチ信用できないのは走行距離です。サイクルメーターというものは、あくまでも“目安”なのでしょうが、あまりにも誤差が多ければ目安にもなりません。
実測したタイヤ周長の値を使っているミニベロ16ロードと、キャットアイの資料に掲載されている値を使っているビアンキLupoDを比較すると“誤差”といえる範囲に収まっていますが、GIOSアンティーコとビアンキLupoDを比べると約4%もの誤差がありました。GIOSアンティーコの走行距離が少なめに表示されるのです。誤差を考慮してアベレージを計算したところ、結構頑張った数値を示すので、GIOSアンティーコでも頑張ればそれなりに巡航速度を高められるようです。
この誤差の原因が何なのか調べてみたところ、キャットアイのタイヤ周長ガイドに掲載されている「20×1-1/8」の値が“1545”になっていますが、これでは少なめ過ぎるのです。空気圧が低くてペタンコ状態を想定しているのでしょうか。