ブロンプトンは「街乗り自転車」という位置づけにあるのか、いくら16インチとはいえどもフロントが50Tでリアが13Tというのは重すぎます。ちょっとした上りでもママチャリの立ち漕ぎのように、低回転、高トルク型の走行を強いられるため、ある程度の距離を走ると太ももの前側が筋肉痛になってしまいます。
トップギアで気合を入れて走れば35km/hオーバーで走ることもできますが、ブロンプトンという自転車は“のんびり”走るのが似あうため、もっとギア比を低く設定されても良いのではと思います。そのためか、純正パーツとして「44Tギアクランク」が用意されているので、注文したのが1月末。待つこと4ヶ月、ようやく手に入りました。
改めて計算してみましたが…
タイヤ周長:1300mm
ケイデンス:80rpm
ギア比 | トップ | ミドル | ロー |
---|---|---|---|
50T | 5.13 | 3.85 | 2.89 |
44T | 4.51 | 3.38 | 2.54 |
速度 | トップ | ミドル | ロー |
---|---|---|---|
50T | 32.0 | 24.0 | 18.0 |
44T | 28.2 | 21.1 | 15.9 |
44Tギアクランクに換装してもGIOSアンティーコのアウターロー(F53T/R30T)より重いため、平野部の丘越え程度にしか使えませんね。
それにしても44Tギアクランクってデザインがイマイチですね。
フロントをこれ以上小さくすると見た目がさらに悪くなるので39Tや36Tにするというのは無しですが…