ヒルクライム愛知県編のひとつ「茶臼山高原道路」を走るのならば「茶臼山の芝桜」の時期に走れば一石二鳥となります。「茶臼山の芝桜」は、なぜか大人気の観光スポットになってしまったようで、土曜日、日曜日は高原道路が大渋滞していて、自転車で走るのも難儀らしい。そこで、平日に休みを取って「茶臼山の芝桜&ヒルクライム」を楽しむことにしました。
本日のコース
自宅から完全自走すると走行距離が180kmになってしまうため、途中まで車で行くことにしましたが、今日はあくまでも「芝桜&ヒルクライム」が目的で、距離を稼ぐ必要はありません。そこで「茶臼山高原道路」の入り口にある道の駅に車を停めました。
しかし、スタートしていきなり急坂の連続のため、ウォーミングアップ無しで走り始めたことに大後悔。すでに筋肉がヒクヒクしています。
最初の峠越えを終えると「天狗棚」で休憩を取れますが、標高が高いためか空気が冷たいです。体が冷える前にリスタート。
スタートから1時間40分ほどで茶臼山のリフト乗り場に到着。「茶臼山高原道路」のヒルクライムのレベルとしては、予想していたよりも難易度は低かったため「初級編」でしょうか。走行距離は約20kmですが“サイクリング”気分で走れます。(まあそんなこともあろうかと“ステージ2”を用意してあります)
さっそく観光リフトに乗って「芝桜の咲く丘」に向かいます。(10時の時点では道路の渋滞なし、リフトの待ち時間ゼロでしたが、10時30分過ぎには…)
はい、ここが「天空の花回廊 芝桜の丘」です。
今日は平日ということもあって、観光客の大多数は「年輩の夫婦」でした。さすがに自転車野郎は私だけ。
彩り豊かな絨毯のような芝桜。まだまだ毎年少しずつ拡張していくみたいです。
見頃のピークは既に過ぎていますが、今週末までなら、まだ間に合うかも。
11時前ですが、ステージ2に備えて早めの昼食タイムです。
さて、茶臼山の本当のヒルクライムは「茶臼山高原道路」ではありません。国道151号(別所街道)へ通じる県道506号がヒルクライムらしい舞台となっているのです。
自転車で下るのも大変な道路ですが、上りでは写真を撮れないため、記録写真を撮りながらゆっくり下ります。
ここが茶臼山ヒルクライムのスタート地点です。10%前後の斜度の上りが延々と続き、後半は斜度の標識すらなくなるキツイ上りが続きます。
今日も激坂対策ミュージックの「スレイヤーズ」に励まされ、なんとか“攻略”です。走行距離は5.39km、所要時間は43分11秒。県道506号の茶臼山ヒルクライムのレベル判定は間違いなく「中級編」でしょう。「ちょっと走ってみる」でやるレベルではありません。それなりの覚悟を持って挑戦しましょう。
ヒルクライムゲームも完了したので、景色を楽しみながら「茶臼山高原道路」を下りますが、この後、雨が降り始めてもう大変。念のために簡易カッパを携帯してよかったです。
高原道路をすんなり戻っては面白くないため、「折元IC」で降りて、県道10号、県道80号を走ると広域農道(ささぐれもみじ街道)の入り口に到着。楽しそうな上りが見えていますねぇ。(広域農道ハンターになりつつあるような)
もっとあっさりした道路かと思ったら、峠越えさせられる農道で、途中に平地はありません。上って上って上ってちょっと下って、上って上って上ってちょっと下って、最後にいっきに下るという雰囲気でした。
国道257号に入るとラストスパートで35~38km/hで走り続け、道の駅「アグリステーション」に戻ってきました。
本日の走行距離は約60kmでした。(獲得標高1724m)