キャスパーとアンティーコのギア比

先日の「激坂巡り」で気になったことがあったので、アンティーコとキャスパーのギア比と速度を比較してみた。

タイヤ周長 : 1545mm(20×1/8)
ケイデンス : 80rpm

激坂仕様のGIOSアンティーコ
ギア比 11 12 13 14 15 17 19 21 24 28
53 4.8 4.4 4.1 3.8 3.5 3.1 2.8 2.5 2.2 1.9
39 3.5 3.3 3.0 2.8 2.6 2.3 2.1 1.9 1.6 1.4
激坂仕様のGIOSアンティーコ
速度 11 12 13 14 15 17 19 21 24 28
53 35.7 32.8 30.2 28.1 26.2 23.1 20.7 18.7 16.4 14.0
39 26.3 24.1 22.2 20.7 19.3 17.0 15.2 13.8 12.1 10.3
超激坂仕様のGIOSアンティーコ
ギア比 11 12 13 14 15 17 19 21 24 28
50 4.5 4.2 3.8 3.6 3.3 2.9 2.6 2.4 2.1 1.8
34 3.1 2.8 2.6 2.4 2.3 2.0 1.8 1.6 1.4 1.2
超激坂仕様のGIOSアンティーコ
速度 11 12 13 14 15 17 19 21 24 28
50 33.7 30.9 28.5 26.5 24.7 21.8 19.5 17.7 15.5 13.2
34 22.9 21.0 19.4 18.0 16.8 14.8 13.3 12.0 10.5 9.0

タイヤ周長 : 1950mm(26×1.25)
ケイデンス : 80rpm

ルイガノキャスパー
ギア比 11 12 14 16 18 21 24 28 32
42 3.8 3.5 3.0 2.6 2.3 2.0 1.8 1.5 1.3
32 2.9 2.7 2.3 2.0 1.8 1.5 1.3 1.1 1.0
22 2.0 1.8 1.6 1.4 1.2 1.0 0.9 0.8 0.7
ルイガノキャスパー
速度 11 12 14 16 18 21 24 28 32
42 35.7 32.8 28.1 24.6 21.8 18.7 16.4 14.0 12.3
32 27.2 25.0 21.4 18.7 16.6 14.3 12.5 10.7 9.4
22 18.7 17.2 14.7 12.9 11.4 9.8 8.6 7.4 6.4

「村積山のセクター2」を上った時の感覚としては、アンティーコのF39/R28とキャスパーのF22/R24が同じようなものでした。計算上では両者を80rpmで走った場合、アンティーコなら10.3km/h、キャスパーなら8.6km/hですので、はるかにキャスパーが楽のハズですがそうではなかった。ところが「足助の赤鳥居」では、アンティーコのF39/R28で蛇行ダンシング、キャスパーのF32/R24で直進ダンシング(終盤はF32/R32)。

超激坂仕様のアンティーコのファイナルローはF34/R28。このギアを使えば、激坂巡りのコースは全てシッティングで上れますが、それより僅かに重いギアになるキャスパーのF32/R32ではひたすらダンシングが必要。

前乗りシッティングのセッティングがしてあるアンティーコとは単純に比較できないのですが、今のところキャスパーは極端に軽いギアにしてシッティングで上るか、50rpmくらいのダンシングとなります。60rpm以上回すダンシングはちょっとムリでした。(下支点で踏み切ってしまい引き足が上手く使えません)



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