自転車と旅

「自転車と旅」「旅と自転車(シクロツーリスト)」「旅する自転車」………似たようなムック本が次々と発刊されますね。

現在の自転車という趣味については「スポーツ」が主流のようですが、30年前はあくまでも「旅」の道具だったのです。そんなこともあって現在の「ロードバイク=スポーツ」という雰囲気には未だに違和感があります。

現在やっているトレーニングについても、あくまでも「旅」のための体力アップであり、それ以上でもそれ以下でもありません。地図を眺めて「ここを走ってみたい」と思ったところを走ってみたら予想外に大変なルートだとしても、それを乗り越えるための「身体」があればなんとかなります。先日の三重県の峠巡りも「120kmくらいかなぁ」と走り始めて、実際は150kmオーバーとなりましたが、予定の時間までに戻ることができたのは、やはりトレーニングの賜物です。とりあえずは、距離180km+獲得標高2000mくらいなら暗くなる前に完走できるだけの体力を得たので、あとはマージンをどれだけ持つことができるのかという段階。

まったり走ればこの位のペースだけど、イザという時は真剣に走ればこの位のペースになるということが分かっていれば、予定外のことが起きてもなんとかなります。



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