アンティーコでトレーニングと岡崎公園の紅葉

「ミニベロ16ロード、ビアンキLupoDと比べて『GIOS ANTICO(アンティーコ)』はどうなんだ」を手っ取り早く判断するためには、いつも走っているコースで試してみることです。これはパーツを交換した時の効果測定でやっていることですので、トレーニングを兼ねての走行になるため一石二鳥ともいえます。


第1ステージの入り口は岩津天神の西側の入り口です。


そして真福寺の激坂を上り…


いつもの休憩ポイントに到着。

ミニベロ16ロードのリアスプロケットをアンティーコに装着しているため、計算上はミニベロ16ロードのフロントを53Tに交換した状態とアンティーコのインナーが殆ど同じです。これは走っていても「まあそうだろうな」と明らかに分かります。速度が15km/h以下になってしまう上りの場合は、ミニベロ16ロードでもアンティーコでも労力は変わりませんでした。15km/h以下ならミニベロ16ロードの16インチゆえのロスは許容範囲といえます。

しかし、緩やかな坂で速度が20km/h以上になる場合はアンティーコの方が楽です。この辺から20インチの有利さが出るのかもしれません。そして、ビアンキLupoDと比較してもアンティーコの方が楽ですので「軽さは武器」といえます。


予想はしていましたが、滝脇小の激坂ではケイデンス80rpmを維持できませんでした。当初からリアスプロケットを「11-28T」に交換することにしていたため、それが“確定”しただけのことです。とりあえず「12-25T」でも上れますが、ロングの山間地走行ではツライ…


松平のダウンヒルでは、当然の如くミニベロ16ロードよりも安定感があるので速度は出せます。しかし、40km/h程度で踏み切ってしまうためトップ側のギアが足りません。(計算上は56Tが必要)


第1ステージのゴールです。所要時間(走行時間)「1:23’28」でした。ミニベロ16ロードで「1:32’22」でしたので、うーんどうなんでしょう。平坦地になるセクター4の前半も今日は結構頑張りましたが、思ったよりはタイムを削ることはできませんでした。写真を撮っていたらアンティーコがブロック側に倒れてしまい、哀しいことに目立つ傷があちこちに…(シクシク)。頻繁に写真を撮るのならスタンドは必須ですね。


まだ「雨」は大丈夫そうですので、岡崎公園に立ち寄ってみました。


青空だったら良かったけど、こればかりは仕方がありませんね。


ちょうど紅葉が見頃になっていますが、天候が怪しいため観光客は非常に少ないです。


「青・赤・黄」“絵”になりますね~。アンティーコはフォークだけじゃなくてリムもピカピカですよ。磨くのが楽しくなったりして…


寒い中、後半に備えて糖分補給です。(この後、コンビニで食料調達)


さて、第2ステージは矢作川の堤防道路です。下ハンで気合を入れて走りますが、残念ながら巡航速度28km/hを維持できません。渡橋から志貴野橋までジャスト20分で到着。アベレージは26.3km/hでした。しかし、ビアンキLupoDなら矢作橋から志貴野橋まで20分で走れるため、堤防道路のような場所を走るのならビアンキLupoDの方が有利ですね。


第3ステージは豊田安城サイクリングロードのスタート地点から三連水車までを走ります。比較的速度を出しやすい序盤、車止めや地下道が多い中盤、そして風との闘いになる終盤という具合に三連水車までは平坦地の走行のベンチマークができます。


汗だくになりながら三連水車に到着。残念ながらアベレージは22.4km/hでした。相変わらず終盤は疲労のピークがくるため、トレーニング走行としてはツライものがありますが、ビアンキLupoDの場合は「重いよ~重いよ~」と嘆きたくなりますが、アンティーコの場合は「体力が~体力が~」という感じで自分の体力不足を感じます。

「激坂、急坂ならミニベロ16ロードと大して変わらない」「平坦地の巡航ならビアンキLupoDの方が楽で速い」とは言えますが、「ロングの緩やかな坂はアンティーコが楽」「終盤の体力が落ちた時に自転車の重さを感じない」という点は大きなメリットになります。まずはパーツを交換して山仕様にして、山間地走行においてビアンキLupoDと比べてみようかと…。

本日の走行距離は約78.9kmで、アベレージは21.5km/h(散策時間含む)でした。

※サイクルメーターの走行距離に4%の誤差があったためアベレージを計算しなおしました。



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