ジオスアンティーコのタイヤは「KENDA KWEST 20×1-1/8」ですから、ミニベロとしては“細いタイヤ”に属するため、高圧タイヤだと思い込んでいました。購入して自宅でタイヤを見たところ、予想に反して規定圧が「65PSI」になっていたため「え~普通のタイヤじゃん」というのが第一印象でした。
ミニベロ16ロードの「16×1.25」、ビアンキLupoDで使っている「700×26c」ともに「100PSI」ですので、「65PSI」のタイヤで山間地を走るのはどうかなと心配しましたが、とりあえず問題ありませんでした。
3時間程度走ると左手が痺れてきて、ブレーキレバーを握るのも辛くなる症状が、9月頃から続いています。ポジショニングの問題かもしれませんが、多少の工夫程度では解消されませんでした。それと左手の握力というのも、全く関係ないような気がしてきました。
昨日、ジオスアンティーコに5時間ほど乗ってみましたが、不思議な事に最後まで左手が痺れる事はありませんでした。そこで、考えられる理由はタイヤです。私の定番のコースの路面状況は決して良いとは言えず、常に小さな振動が伝わってきます。堤防道路、自転車道、一般道の路側帯など見た目は気持ち良さそうな道路でも、実際に走ると不快な振動が止む事がありません。堤防道路のアタック区間の終盤の500mほどは綺麗な舗装がされているため、その区間だけは巡航速度が3kmほど高まります。
つまり「左手の痺れ」の原因は高圧タイヤにあったのではないかと思えるのです。しばらくジオスアンティーコに乗り続けてみて、左手が痺れる事がなかったら、痺れの原因は高圧タイヤだったということになります。