ブロンプトン弐号機は快速仕様の「S2L」

過酷な遠征のために仕上げてきたブロンプトン初号機「M3L」ですが、荷物満載で走り回ったことが原因なのか昨年の8月の遠征の頃からあちこちガタつき始め、妙な異音を発するほどです。遠征の度に異音が酷くなってきたため、年明けにその原因を突き止め、その修理ができるショップが見つかったため、緊急入院となりました。

私にとってブロンプトンは旅のための大切な道具です。つまり、道具を失うことは旅を続けることができなくなります。正直言って峠越えを含むロングライドにはブロンプトンは適していません。しかし、あえてブロンプトンで全国制覇することに意義を感じているため、この先も過酷な遠征にはブロンプトンを使っていきます。


事前に修理内容をメールでやりとりしてやってきました小牧のショップ。

ミニベロも大量に扱っている「じてんしゃひろば遊」さんです。ブロンプトンの販売実績も豊富ということで難しそうな修理も引き受けて貰えてほんと助かります。拒否されていたら大阪まで持ち込むことになっていただけに。。。


店内を覗いてみるとまさに「宝の山」状態。奥の方には物欲が爆発しそうな珍しい自転車が数多く展示されています。欲しい自転車が明確になっていなくても、ここに来ていろいろと見ていくうちに、少しずつどのような自転車が欲しいのか明確になっていくかもしれませんね。


もちろんブロンプトンもあります。


あっこちらにも。写っていない場所にもまだあります。もし近くに住んでいたら散財しそう。


で、ショップに到着してから1時間後。あれハンドルが変わった?

じゃなくて、初号機を修理に出して、弐号機を受け取って自走で帰宅。

なぜ弐号機も「赤」なのか。

2013年モデルと2014年モデルの差は単なる値上げです。フロントブロックが標準装備になっていますが、実質16000円の値上げ。庶民としては同じものなら少しでも安く買いたいと思うのは当然で、2013年モデルを探していました。S2Lの場合は「ホワイト」または「ブラック」となりますが、両者とも私のプロンプトンのカラーイメージではありません。昔ながらの「レッド」「グリーン」がイメージに合います。在庫確認の問い合わせをした時は「ブラック」のみ残っているとのことで妥協して注文したのですが、S2Lは人気商品らしく、年明けから次々と売れてしまって、最終的にはRAWカラーのみ残っているとのこと。なぜかRAWカラーは人気があるらしいのですが、私は興味ありません。カラー代金が20000円というのも納得いかない。

先行入荷した2014年モデルの「レッド」があると改めて連絡いただき、2013年モデルのRAWカラーと店頭価格が同額。ということで、弐号機も赤ブロとなったというわけです。結果的には16000円ケチってカラーを妥協しなくて良かったといえます。これも運命ですね。昨年の遠征費用が80万円を超えているのに道具に16000円ケチってどうするというのもありますが。

小牧のショップから試走を兼ねて自宅まで自走。

内装ギアとは違って外装ギアだけのS2Lは、信号停止時の惰性で進む時に抵抗の少なさを感じますが、平坦区間がとても楽になったとは思えなかった。2速しかないため上りが特にキツイです。時間を掛けてセッティングを煮詰めていく必要がありますが、しばらくはギア比に悩みそう。

ギアの関係で上り区間はキツイですが、思っていた以上に進む感じがします。内装ギアと外装ギアを比べてみて、ブロンプトンを軽いギア比にしても上りをきつく感じるのは内装ギアのせいかもしれないと思えてきます。内装ギアの場合は何かしらのパワーロスがあるのかもしれません。

初号機のフロントホイールをスーパーライトホイールにしたらブレーキの効きが良くなったので、新リムのリアホイールを注文済みです。弐号機はブレーキが良く効くことを走り始めてすぐに実感。結局のところブレーキの効きが悪かった根本的な理由は旧型のホイールにありそうです。


ロードを持っている人が、まったり走るためにブロンプトンを買うならS2Lをお勧めします。真剣に走るわけじゃ無ければ外装2速で十分です。(内装ギアに違和感を覚えるハズ)

とりあえず今日の感想としては、「弐号機は効率は良いんだろうけど、快適さは初号機だな」です。最適化を目指して仕上げてきた初号機ですから当然です。弐号機もこれからいろいろとやっていけば快適になっていくかもしれません。


さすがにノーマル状態だとどこも干渉せずに収まります。


店頭で見つけて一目ぼれしたバッグを衝動買い。
→ リンプロジェクトのブロンプトンのフロント用バッグ「1027 コミューターバッグ」

岩倉駅→小牧のショップ→自宅 距離は 55.1km、獲得標高は355m、アベレージは23.6km/hでした。



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