年明けからアンティーコのカスタマイズに取り組んでいます。昨年は「ブロンプトンでSRを取る」でしたが、懲りずに「今年はアンティーコでSRを狙う」という訳が分からんことをやってみたくなったためです。
ブロンプトン初号機で過酷な遠征を続けてきたため、ブルベのSRをブロンプトンで取ることはエンジンさえ壊れなければ可能性が高かったわけですが、正直言ってアンティーコの場合は「SRを取る」とは宣言できません。よって「SRを狙う」に留めておきます。
さて、アンティーコですが年明けに「フラットバー」から「マルチポジションハンドルバー」に交換、さらにロードのポジションに合わせるため「ブルホーンバー」に交換したわけですが、相変わらずポジションが合いません。フラットバーにしてあるLupoDでジテツウをしているため、そのポジションに合わせてみます。
作業開始から1時間後。。。
ハンドルの高さを合わせるため「フラットバー」に戻さずに「ライザーバー」にしました。やはり「フラットバー」に比べると「ライザーバー」は見た目がイマイチです。
Pハンドル仕様にしたブロンプトン弐号機でブルベの600kmも走ることができたのですから、やはりリラックスポジションが良いのかもしれません。前傾ポジションならお尻に優しいですが腰に負担が掛かります。リラックスポジションならお尻に負担が掛かりますが腰に負担が掛からない。「お尻」と「腰」のどらかを選ぶならば「腰」です。お尻の痛みはなんとかなりますが、腰のダメージは致命的です。
ということで、リラックスポジションのアンティーコでジテツウをしてみました。走り始めから楽さを感じますが、楽に走ることができても全く速く走ることができません。少しでも負荷を高めようとすると、「ブルホーンバー」の時よりもきつく感じます。
結局、ジテツウの往路のアベレージは「21.9km/h」という予想よりも遥かに遅いものでした。参考までに「ブルホーンバー」なら「22.5km/h」ですが、途中で腰が痛くなったため、ロングライドなどできません。
楽なら遅くても良いというわけではなく、ブルベをターゲットにしているため、ジテツウの往路で「23.0km/h」まで高めることができるカスタマイズが必要です。アンティーコの「21.9km/h」は旅仕様のブロンプトン初号機より遅いです。
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アンティーコのカスタム遍歴
ノーマル状態のアンティーコ (※ペダルのみ交換)
ヒルクライム仕様
チェーンリング、リアスプロケット、チェーン、STIデュアルコントロールレバー、リアディレイラー、SPDペダル、キャリパーブレーキ、タイヤ、サドルを交換 ※後日、シートポストも交換
ポタリング仕様Ver1.0
ショートブルホーンハンドルバー、ギドネットレバー、ダブルレバー(10速)
ポタリング仕様Ver2.0
フラットバー、角度可変ステム
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追記.
リラックスポジションの場合、堤防道路などで向かい風に苦しめられます。
そこで少しばかりの改善を施します。
ダブルバーエンドバー
見た目がさらにおかしな雰囲気になってしまいましたが、これならば多少なりとも向かい風の対策になっています。
今朝のジテツウのアベレージは「22.2km/h」。
体調などで簡単にアベレージが上下するためあくまでも参考程度の数値ですが、姿勢を変えることができるというのはロングライドにおいてメリットになります。
しかしながら、「ライザーバー+グリップ+ダブルバーエンドバー」で見た目が悪くなり、さらに重量増になっています。ミニベロの場合、バーエンドバーすらつけずシンプルにフラットバーのみにするのが見た目が良いと思います。
実用性を求めるのなら「ドロップハンドル」で良いのですが、20インチのミニベロにドロップハンドルを使うと見た目が「チョロQロード」になってしまい、オッサンには不似合いな自転車です。さらに漕ぎ出しの軽さは街中では有利ですが、郊外を走る時は誤差の範囲になり、速度維持の不利さが強調されます。となると「わざわざなぜチョロQロードでロングライド?」という自問自答を繰り返すことになるのです。
フラットバーのミニベロなら「あえてミニベロで」ということになるのですが。。。