ROMAのリアを10速から9速へ

「LupoDのクラシカル仕様」と「ROMAのジテツウ仕様」のカスタマイズを並行作業で進めています。

過去にあれやこれやと思いつきで余分なものを大量に買ってしまい、このままでは9速用のパーツが永久にデッドストック化してしまいます。10速化させたLupoDをわざわざ9速化させた理由も「9速用のパーツを使うため」だったわけですが、LupoDだけで消化させることはできません。

そこで、あえてROMAも9速化させることにしました。9速化させるといってもロードバイク用とMTB用では微妙に仕様が違うため、シフターとRDだけはセットで使う必要があり、さらに手持ちのパーツだけでやりくりさせるという条件で作業を進めます。

さらに、全てのホイールをROMAとLupoDのどちらでも使うことができるという条件もつけます。そのため、LupoDにクラリス(RD-2400-GS)を使った関係で「11-34T」を使うことができません。今回はチェーンを交換しないため、「RD-M772-SGS」を使うことができません。※チェーンの長さが足りなくなるため


ごそごそと発掘してきたものは「CS-HG50-9 11-30T」です。何に使うために買ったのかさっぱり覚えていないパーツです。


タイヤは今まで使い道が無かったROMAの標準品の「Continental ULTRA SPORT 700X28C」を使います。

タイヤ、リム、スプロケットの組み合わせを考えた場合に「28c」「ZTR Alpha340 RIM」「11-30T」が良いかと思ったわけです。26cから28cにすることで走りが重くなるため、11-28Tを11-30Tに交換というわけです。


ところが、これがまた一苦労どころか大いに苦労するわけです。チューブを1本ダメにして、さらにタイヤレバーも折ってなんとか無理やり嵌めたわけですが前後交換で1時間も掛かりました。こんな苦労をしては、ジテツウの途中でパンクしたらシャレになりません。


ということで、さっさと諦めて「Panaracerツーキニスト700x35C」に交換するのですが、全く嵌りません。またまたチューブを1本ダメにしたところでギブアップ。このリムはチューブレスにも対応しているため、タイヤとの相性がシビアです。

「ジテツウの途中でパンクした場合」の対処が問題になるため、交換に時間を要する組み合わせは厳禁です。


仕方なく予定を大幅に変更して「GP4000S 23c」を嵌めておきました。


どれだけの時間を費やしたのか分かりませんが、3セット完了です。4セット目は固定ローラー専用で使うため変更は無し。

Aセット: 手組み1号(改) 11-28T(9速) 「Continental GP4000S 23c」
Bセット: 手組み2号 11-30T(9速) 「Continental ULTRA SPORT 28c」
Cセット: WH-RX31-CL 11-32T(9速) 「Panaracerツーキニスト 35c」
Dセット: ROMA標準ホイール 12-25T(9速) 「Schwalbe Durano Performance Folding Road City Tyre Black 28c」

冬場のジテツウの路面凍結に備えて、ROMAにCセットを使います。

32Tまで対応しているMTB用のRD「DEORE LX RD-T661-SGS」に交換、シフターもMTB用の9速に交換。さて残る作業は調整のみという段階で。。。


なんとホイールが回りません。「N+1 ボトムレッグ」がタイヤと干渉しています。26cタイヤの時は問題なかっただけにこれは予定外。見た目が良かった「N+1 ボトムレッグ」を諦めます。


6時間30分も掛かってようやく完了です。

今回のカスタマイズでROMA(改)はジテツウ仕様Ver1.1になりました。※ホイールはBセットです


「ROMAも9速にすれば余っているパーツを消化できる」という発想から始まった今回のカスタマイズでした。

泥除けもLupoDで使っていた「サイクルデザイン フェンダー リジット700C用」を再利用。LupoDの時は、つけるのに苦労しましたが、ROMAにはダボ穴があるためすんなりつけることができます。しかし、リアに関してはタイヤとのカーブが合っていないため、少しばかりの工夫が必要です。


ジテツウ仕様Ver.4のLupoDと比べて何が変わったのか…


フレームがクロモリからアルミに変わっただけかもしれません。



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