路線変更でクラシカル仕様のビアンキLupoD

ROMAとLupoDはセット品みたいなものですから、ROMAをジテツウ仕様に変更したことで、LupoDも仕様変更します。ただし、ニローネは仕様変更せずに2階の自室に収納。

LupoDをどのような仕様にするのか。

LupoDについては今まであれこれと仕様を変えてきました。10台購入してきた中で、一番変化が大きかったのがLupoDであるわけですが、自転車をたくさん所有すればそれぞれ用途別に「専用」にすることができます。しばらくの間はROMAをジテツウ専用にするわけですから、LupoDをジテツウに使うことがあるとしたらそれは気分転換になり、実用性もそれほど必要としません。

ならば、ようやく最初にイメージしていたものに取り組んでみますか。


まずはホイールをあれこれ部屋から出して…


タイヤとスプロケットを交換。

手組み2号には11-34T(9速)、23c。(※LupoDで使用予定)
WH-RX31-CLには11-28T(10速)、35c。(※ROMAで使用予定)
ROMA標準ホイールには12-25T(9速)、28c。(※LupoDで使用予定)

手組み1号(改)は11-28T(10速)、26cから変更なし。(※ROMAで使用中)


ジテツウの時は少しでもトラブルを回避させたいため、このスペーサーを入れておきます。いかにも初心者という感じがしますが仕方ありません。


今回の仕様変更のために用意したパーツは「DURA-ACE SL-7700 直付Wレバー」です。

なぜ今さらダブルレバーなのか。それは、クラシカル路線で進めるためです。つまり頓挫していたLupoDのランドナー化計画というわけです。

シフターをダブルレバーに交換してここの作業は終わりのハズが…


レバー:SL-7700
スプロケット:11-34T(CS-M770)
リアディレイラー:XT(RD-M772-SGS)
この組み合わせだと調整しきれません。

LupoDの場合はフロント42Tとリア11-34Tの組み合わせが使いやすいのですが、ダブルレバーを諦めるわけにはいかないため、組み合わせを替えてみます。


スプロケット:11-28T(CS-HG80-9)
リアディレイラー:LX
これならどうだといきたいのですが、調整しきれません。

この時点でかなり疲れています。


ごそごそと発掘してきたものは型番不明の8段変速用のリアディレイラーです。これなら悩むことなくちょいちょいと調整完了。

「CS-HG80-9(11-28T)」と「RD-4500-SS」の組み合わせは上手くいきませんが、このリアディレイラーなら大丈夫そうです。つまり、8段変速用のリアディレイラーを使えば良いのでしょうか。


小休憩後、ハンドル周りの作業をちゃちゃと片付けて完成。コルクのバーテープも今回のために用意したものです。


9時30分ごろに作業を始めて、16時ごろにようやく完了。試走は翌日に持ち越しです。


できれば午前中のうちに試走を完了させたかったのですが、親父の我儘に付き合わされて家族総動員のミカン狩りです。蒲郡の畑に到着して作業開始後の数十分で車が「ミカン地獄状態」になったため、撤収。これだけ収穫してもまだ1/4程度です。


午後からクラシカル仕様のLupoDの試走。サドルとハンドルの調整をしてから、少し強めの風が吹く中をいつものコースを走りますが、ランドナーバーの場合は下ハンが使いやすいため思っていた以上に快適。

中間地点までのアベレージはニローネフラットバーより少し遅い程度。長い上り区間は重さを感じますが、全般的に走りやすいことは間違いありません。


この格安のバネ付きサドル「ビーム スプリングコンフォートサドル ブラウン」が思いのほか使えます。実はパッド付きインナーパンツを履いてくるのを忘れたのですが、そのようなものを履かなくても大丈夫です。(※100km以上走る場合は分かりません)


見た目も結構良い感じになったクラシカル仕様Ver1.0のLupoD

帰宅後、昨日勢いでAmazonに注文したパーツが届いたため早速交換。


SHIMANO RD-2400-GS
リア対応スピード:8スピード
トータルキャパシティ:37T
対応トップギア(最小/最大):11/13T
対応ローギア(最小/最大):25/32T

これなら32Tまで使えるため、スプロケットを11-32T(CS-M770)に交換します。※11-32Tと11-34Tではチェーン落ち防止のスペーサーが使えません。

8段変速用のリアディレイラーですから単純に入れ替えで終わりのはず…

でしたが、なぜか上手くいきません。調整しきれません。何故なんでしょう。微妙にワイヤーの固定位置を変えながらチャレンジすること数え切れず。


1時間20分掛かってようやく調整完了。最近のシマノの製品は互換性がシビアになっています。

再び試走する元気はないため、この後は固定ローラーで変速具合を確かめて完了。

クラシカル仕様Ver1.1になったLupoDでした。ここからどこまでやるのかは未定です。



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