5つめのバーエンドバーは見た目が良い

ブロンプトン弐号機を快速ロングライド仕様に近づけるために、見た目は妥協できる範疇のもので、折り畳みに支障が出ないバーエンドバーに交換します。これが5つめのバーエンドバーになり、これ以上増やしてもデッドストック品が増えてしまうため、最後のバーエンドバーになります。

1つめ

これは箱根越えで壊れました。(※1度だけ使用)

壊れた1つめの代用品として2つめ

見た目重視で選んだ3つめ

実用性重視で選んだ4つめ

以上が初号機で試したバーエンドバーです。初号機については、最終的にPハンドルにしたことで全て解決済みです。

実用性重視の4つめのバーエンドバーの使い勝手がとても良いのですが、まずは見た目が良くありません。そして、折り畳みの時に干渉するため、いちいちネジを緩めて角度を変える必要があります。この作業が追加されるだけで折り畳みの時はともかく、組み立ての作業時間が2倍になってしまいます。

“見た目重視”で買った3つめのバーエンドバーについては、クロスバイクで使うには全く問題ありませんが、ブロンプトンで使うには難ありのため短期間で使うのをやめました。

クロスバイクならばステムとシートポストを交換することで、ハンドルをベストな位置にすることができますが、ブロンプトンではそれができません。限られた調整幅の中でベターなポジションを探すのですが、もともとママチャリポジションで乗ることが前提であるブロンプトンの場合は、Pハンドルが一番適しています。

ママチャリポジションのPハンドルやMハンドルで“まったり”“ゆったり”と走らせるのがブロンプトンらしさですが、Sハンドルで“軽やか”に走らせてみたいと思わせるのもブロンプトンらしさです。ゆえに走りが重くなる内装ギアを取っ払ったS2Lが快速仕様のベース車両になるわけです。乗り比べてみると分かりますが、外装ギアだけのS2Lは走りが軽いです。

クロスバイクのようなポジションを期待してSハンドルを使うと、ハンドルが近すぎます。サドル位置を後退させると蹴り出しペダリングを強いられるため、あまり良くありません。よって、バーエンドバーで無理やり“握る位置”を遠くにする必要がありますが、ついでに手首に負担を掛けないというメリットもあります。ストレートバーやフラットバーのグリップ位置は手首への負担が大きいため、ロングライドには不向きです。

実物を見ずに注文した5つめのバーエンドバーが届きました。


KingFlyバーエンドバー 自転車 2Pcs カーボンファイバーMTB自転車ハンドルバーエンド22.2MM ※2620円

アルミニウム合金と炭素繊維材料製で、強くて耐久性があります。
自転車に簡単にインストールします。
スティッフと頑丈に、長期間使用することができます。
マウンテンバイクや他の自転車に適します。

レビューがひとつもないため少しばかり不安でしたが、価格の割には見た目も作りも良さそうです。ただ、届いてから気が付きましたが、注文した商品の商品名のところには「ライト付き」になっていますが、ライトは付いていません。少し調べてみると似たような商品が1545円でありますね。Amazonの商品ページの写真を見る限りでは違いが分かりません。Amazon出荷分が2620円で、納期が1週間から2週間になっているショップ出荷分が1545円でしょうか。


持ってみると軽さを感じたため重量測定すると左右で112gあります。重そうな見た目をしているため持ってみると軽く感じますが、実際は少し重いといったところでしょうか。


いかにもアルミの塊という感じのバーエンドバーは左右で141g。これは見た目通りの重量ですね。


さっそく装着してみます。この通り、折り畳んでもタイヤに干渉しません。


つまり、好きな角度に調整できるというわけです。


握りやすい形状をしているため、細かいところまで考えたデザインかもしれません。


バーエンドバーに無骨さがなくなったことで、妥協できる見た目になりました。



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