ブロンプトン弐号機は向かい風に弱すぎる

今年の沖縄旅行は天気が崩れる予報だったため自転車無しのプランニングでしたが、来年の沖縄旅行にはブロンプトン弐号機を持っていく予定です。

以前、初号機を持っていきましたが、時間の制約があって距離を稼ぐことができず、沖縄本島の北部が未走です。次回は快速仕様にカスタマイズした弐号機でぐるっと走り切りたいのです。

そのために折り畳みに支障がないバーエンドバーを弐号機に装着したわけですが、その効果を確かめるために近場を多少なりとも走っておきたいものです。

休日になると何故か強風になるため、起床時点では「今日こそは!」と思いつつ、「やっぱりやーめた」の連続でした。土曜日が晴天なら日曜日の風は穏やかのはず…


少し遅い8時20分ごろに出発。気合を入れて走るわけではないため、いつものルートで海を目指します。矢作川河口には立ち寄らず、お気に入りの幡豆の海沿いをまったり走り、ここまでのアベレージは若干の追い風もあって24km/h。

さて、快速仕様とはいえ、上りにも使えるようにフロントをダブルに戻したため、その使い勝手を確かめる必要があります。

ということで、三河のロード乗りの定番コース「三ヶ根山」をえっちらおっちらブロンプトン弐号機で上ります。初号機でも苦労することなく上っていたので、弐号機でも楽勝のはずでしたが、いきなりインナーローを多用です。勾配8%まではなんとかシッティングでいけますが、それを超えるとひたすら立ちこぎです。つまり、立ちこぎがしやすいPハンドルの初号機に比べてSハンドルの弐号機は上りが圧倒的に不利に働くわけです。バーエンドーバーを握ってダンシングなのですが、バーエンドーバーが無ければ勾配12%を超えると上ることは不可能です。


無理していないとはいえ23分13秒も掛かってようやくゴール。アンティーコ、キャスパーとも余裕を持って21分を切っていたため、ブロンプトン弐号機での上りは厳しいという結論。といっても50歳過ぎると体力の低下が酷いため、エンジンが劣化したことが大きな要因であるかもしれません。

いつもの広域農道を走るのをやめて、幡豆側に下って、平坦ルートで帰ることにしましたが、なぜか風が強く吹いています。復路の40kmはひたすら向かい風になるため、Uターンして蒲郡からJRで帰ろうかと弱気になるものの、今日は快速仕様の弐号機の試走であるため、強い向かい風の中を我慢の走行。

残念ながら自宅まで残り6kmで体力の限界になり、ベンチで横になるのでした。帰宅後に調べてみると、風速は5~6m/sだったようです。

復路の40kmに2時間40分も掛けて帰宅。距離87.0km、獲得標高787m、アベレージ19.8km/h、所要時間5時間でした。すぐに失速するミニベロは向かい風にも弱いので、風向き次第で極端にアベレージが下がります。



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