那覇の桜巡りサイクリング2017

毎年恒例の沖縄家族旅行ですが、1回目の時は天候に恵まれてブロンプトンでそこそこ走ることができ、2回目の時は天候不順の予報だったため自転車無し、そして3回目の今回は全日とも曇り予報でしたのでブロンプトンを持ってきましたが…

沖縄本島の北部をぐるっと周るコースと伊江島ポタリングコースで2日間楽しむ予定でしたが、なぜか強風が吹き荒れるとても寒い日々が続いています。とてもサイクリングを楽しめる雰囲気ではないため、レンタカーで近場をうろうろしたり、温泉に入ったり、中日ドラゴンズの練習風景を眺めたりと二日目は退屈な時間を過ごしました。(初日は完全移動日)

三日目こそはと期待しましたが、あいにく風速10m/sの強風です。今年も退屈な時間を過ごすのは虚しいため、当初考えていた「那覇市の桜巡り」を実行することにしました。このまま北西の強風が続いていればブロンプトンで空港まで行き、観光ホテルを巡回するリムジンバスに乗って戻ることができます。

ということで、8時30分ごろに北谷のホテルを出発。ナビを持ってこなかったため地図頼りですが、走行中に見る事ができないため、幹線道路から外れると迷子状態になります。

多少遠回りになり、公園の名称が書かれた看板も無いため「ここだろうか?」と周辺をうろうろして他にはないため「たぶんここだ」と桜を探しますが…


「末吉公園」の桜は寂しいものです。駐車場があるエリアは老人たちの憩いの場になっていて、その奥に進むと秘境かと思えるほどのジャングルになっています。「ここから立ち入るな」みたいな雰囲気が漂っているため広場脇の桜を眺めて撤収。


首里城公園の北側にある池「龍潭」からの眺めが良いらしいので立ち寄ってみました。首里城には何度か訪問しているので今回はパスします。

ただ首里城の外観を眺めるだけですので「ふーん」という感じですが、ライトアップされるらしいので、訪れるのなら日暮れ後ということですね。


前回は荷物が多くて迂回した「首里金城町石畳道」をブロンプトンを担ぎながら歩きますが、当然ながら首里城側から下ります。「首里金城町石畳道」の両脇には古民家が並んでいて風情がありますが、階段区間を過ぎて石畳の急斜面の区間になると乗用車が通行するため要注意です。

再び迷いながら進みます。


那覇市の最大の桜鑑賞スポットであるはずの「与儀公園」です。公園の広場は「桜まつり」の会場になっていますが、地元民は桜が咲いていないことを知っているのか閑散としています。桜を見に来ている人は100%観光客ということになりますが、日本人が殆どいません。


鉄道が無い沖縄県に何故か「D51 222」が展示されています。(由来は「D51 222 静態保存の由来」で検索)

この時点で桜鑑賞ガッカリモード全開ですが、3箇所目を目指して進みますが、途中で再び迷子。地名を知らずに走るとどっちに進めばいいのか分かりません。


かなり遠回りして「漫湖公園」に到着。「那覇美らさくらまつり(旧:漫湖さくらまつり)」の開催日のはずですが、祭りどころか人があまりいません。(※帰宅後に調べてみると反対岸にも同名の公園があり、そちらが会場だったかもしれません)

早咲きの「寒緋桜(カンヒザクラ)」ですが、沖縄にしては珍しい寒い天候が続いているためか、まだ三分咲き程度です。


遊歩道沿いに「寒緋桜(カンヒザクラ)」が植えられていますが「花見」用途には考えられていないようで、「桜を眺めながら散歩」という雰囲気。


「彼岸桜(ヒガンザクラ)」が気まぐれに少しだけ咲いていました。ちなみに真冬でも0℃を下回らない沖縄では「ソメイヨシノ」は咲かないようです。

現在の時刻は11時40分、空港発のバスは12時50分、ホテル着が13時50分…

最短で戻るのならば、距離は20km程度しかないため、このまま自走しますか。完全向い風というわけでもないため、ゆっくり行けば大丈夫。


横浜DeNAベイスターズの一軍のキャンプ地である宜野湾市立野球場に立ち寄ってみました。昨年引退した「ハマの番長」三浦大輔氏が後輩たちを視察中。


アレックス・ラミレス監督率いるベイスターズは、今年も優勝争いに絡むのでしょうか。もう少し練習風景を眺めたかったのですが、ここに到着して10分ほどで午前の部の練習終了になってしまいました。残念。


北谷の海外沿いの遊歩道をのんびりと進み、13時30分ごろにホテルに到着。


イソヒヨドリを見かけると「沖縄に来たんだな」と感じる一瞬でもあります。

本日の強風桜巡りサイクリングは、距離48.2km、獲得標高602m、アベレージ16.8km/hでした。



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