ハンドルを「NITTO B206AA 525mm φ25.4」に交換して「ジテツウ仕様2018」になったROMAですが、試走の時に感じていた通り、手を置く場所が非常に限られるため使い勝手が悪いです。僅か2回のジテツウで「B206AA」を諦めます。ハンドルにシフターを付けない場合、さらに急坂を上らないという条件ならば「B206AA」でも良さそうですが、「ジテツウ仕様のROMA」には不適応でした。
「もう少し幅が広いB206AAが欲しい」という要望に応えるための「NITTO B2522AA 570mm φ26.0」を追加購入しましたが、届いた現物を見て「やっちまった」と嫌な予感がします。グリップを付ける部分が意外にも狭いため、ブレーキレバーに干渉してシフターを上手くつけることができません。
「B2522AA」のクランプ径は26.0mmですので、LupoDの標準ステムを使うことができます。「B206AA」と「B2522AA」を重ねてみると、幅の違いがよく分かりますが、両者とも「グリップシフト」との相性は悪いです。それでもなんとかブレーキレバーとシフターを取り付けてみましたが、なんと油圧式ディスクブレーキのブレーキホースがストレートバーを前提とした長さになっているため、ハンドルを切ることができません。試走すらできず「B2522AA」もお蔵入りです。
このまま「B206AA」に戻すのは悔しいので、「ジテツウ仕様2015」のLupoDで使っていた「バズーカ マルチポジションハンドルバー」を再利用です。このハンドルを使うのをやめた理由は「カッコ悪い」という単なる見た目の問題です。クロモリフレームのLupoDはあくまでも雰囲気重視のため、実用性が高くても見た目が悪くなる場合はボツです。
ROMAならどうだろうかと少し心配になりましたが、アルミフレームのクロスバイクならそれほど悪くないようです。
持つ位置が3か所あるため、幹線道路区間、堤防道路区間、急坂上り区間で使い分けできます。
「バーミッツ フラットハンドル用防寒カバー」が使えなくなるため、この「ジテツウ仕様2018(改)」は今年の11月までとなります。