実用車という雰囲気が漂う「ジテツウ仕様2017」のROMAです。幅広のマッドガードのお陰で雨上がりのジテツウも全く問題なく、リュックをヴァリオラックに搭載するため体への負担が軽減されます。まさに実用性を最大限に求めた仕様です。
しかし、見た目が「ビアンキのクロスバイク」に相応しくありません。
購入直後の完全ノーマル状態のROMA。これこそが「ビアンキのクロスバイク」らしい佇まいといえます。
年を取ると極寒のジテツウで体調をすぐに崩すため、12月上旬からジテツウを自粛していました。3月に入るとようやく「少し寒いかな」レベルになってきたため、そろそろジテツウを再開します。「ジテツウ仕様2017」のROMAをそのまま使えば良いのですが、何かしなければ気が済まない質のため「ジテツウ仕様2018」にします。
以前から気になっていた「ハンドル」を交換します。フラットバー(ストレートバー)を使っている人なら実感あると思いますが、手首が痛くなるのです。ライザーバーに交換しても殆ど解消しません。
アンティーコで使ったことがある「セミドロップハンドル」がベストですが、このハンドルでは油圧ディスクブレーキのケーブルが届きません。
そこで妥協して選んだハンドルが「NITTO ライズバー B206AA」です。「ライズバー」と命名されていますが、よくあるライザーバーとは装着向きが違います。ハンドル位置を高めるものではなく、あくまでも手首の角度を変えるためのものです。
ROMAのハンドルをニローネへ移植。結果的にニローネをポタロード仕様に戻したことになります。
そしてROMAです。組み立ての途中で、このハンドルはシフターを装着することが考慮されていないことに気が付きましたが、無理やり完成させました。サドルと同様にハンドル探しの旅も終わりそうもありません。
いきなりジテツウで使うのは心配ですので、近場をぐるっと周って走りに支障がないのか確認。予想通り、手を置く場所に余裕がないため使い勝手がよろしくありません。シフターを違うものに交換してハンドルから撤去するか、ハンドルそのものを再び交換するかの二択です。
フルマッドガードとヴァリオラックを撤去して、キャリアを装着しました。これでクロスバイクらしい雰囲気に少し戻りました。
今のところジテツウ限定ですので、窮屈なハンドルでも良いのかもしれませんが、早々に交換する可能性は高いです。
ジテツウの26kmコースを走った時の心拍数の推移を見る限り、重いホイールに35cタイヤということもあって、上り区間の負荷は高まりますが、その重さを利用して平坦区間は負荷が低めになります。よって、汗だくになるわりにはカロリーを消費しません。