段戸山ヒルクライムと奥矢作

ヒルクライム用に購入した「WH-7900-C24-CL」の効果測定のために桜鑑賞を兼ねて地元のヒルクライムコースを走ることにしました。ターゲットは、前半が緩坂で後半が急坂が続く「段戸山ヒルクライム(距離10.8km:獲得標高606m)」と急坂&激坂が続く「旭高原元気村ヒルクライム(距離5.3km:獲得標高441m)」です。

本日のコース


川岸の桜を見ながら足助街道を走ります。平地に関しては軽量ホイールの恩恵は殆ど無いようですが、ゼロ発進から30km/hまでの加速時には漕ぎ出しの軽さが活かされます。さらに微妙なアップダウンに対する労力が軽減されるため、緩い上り対しては効果が高いようです。


段戸山ヒルクライム」のスタート地点に到着。足助町からは若干の上り区間でしたが、ここまでのアベレージは25.7km/hでした。平地区間の速さは感じられませんが、緩い上り区間でそれほど速度が落ちなかったことが要因です。(運動負荷としては70~75%)


段戸山ヒルクライムのゴールの「大多賀峠」です。コース前半の緩い上り区間はいつもより速く走れていることを実感。後半の急坂区間もシッティングの割合が多かったため、軽いホイールに換装することで「ギア1段分」の効果はありそう。さて肝心のタイムは「49分7秒」。昨年8月のタイムが「58分37秒」でしたので、17.2%の短縮。昨年よりはエンジンが強化されていることと、「ホイールを換えたから頑張らなきゃ」という気持ちが働き、最後までモチベーションを保つことができたこともあって、単純に17.2%まるまるがホイールの効果とはいえませんが、10%分くらいはホイールのお陰でしょうか。軽いホイールを使うことで脚への負担が軽減されることが最大のメリットかもしれません。


稲武の街並みを眺めながら奥矢作へ向かいます。


稲武は旧暦で行事をやっているのか分かりませんが、ただいま「ひなまつり」開催中です。幟が立てられている家には道路側に向けて雛壇が飾られています。


さて「奥矢作の桜」ですが、全く開花していません。今週末でもムリでしょうね。ここの桜が開花したら、桜サイクリングを堪能できるハズ。


矢作ダムを境に気候が変わるのか、ダムより下流側には桜が咲き始めています。


といっても「ソメイヨシノ」は一分咲き程度ですが。


この品種が何なのか分かりませんが、ほぼ満開状態。矢作第二ダムを背景に撮影。


旭高原元気村ヒルクライム」のスタート地点に到着。ここは序盤から激坂の連続であるため、ロードで上るのはキツイ…


旭高原元気村ヒルクライムのゴール。タイムは「32分33秒」でした。昨年8月のタイムが「38分45秒」でしたので、16%の短縮。「WH-7900-C24-CL」は「“回転”で効果がある」という評価があるようですが、私の感触としては「“トルク”で効果がある」です。特に激坂の場合は、アンティーコで上っている時のようにトルクを掛けた瞬間にグイッと進むのです。「漕ぎ出しの軽さ」というのは、やはり“トルク走行”に有利なような気がしますけど。緩い上り区間で引き足だけで走行してもグイッグイッと進んでいきます。


県道357号、県道33号の桜を眺めながら西へ西へと進みますが、今日も強い向かい風で下りなのに疲れます。綺麗なシダレ桜があったので、小休憩。


平戸橋のところの桜の見ごろは今週末でしょうか。矢作川沿いの県道355号で平地の走り方を試してみました。ジテツウで練習している「速筋を使った走り方」ですが、いちおう我流の“6秒ルール”をやってみると、28km/hで「速筋」を使って32km/hまで高めて脚を休め、再び28km/h程度まで落ちたら「速筋」を使うの連続。この走り方なら「漕ぎ出しの軽さ」が活かされます。


平日なのに水源公園では「桜まつり」が開催されています。


水源公園の桜は五分咲き程度でしょうか。豊田市内では一番の桜観賞地ですから、今週末には花見客(宴会客)で混雑するでしょうね。


「WH-RS10」から「WH-7900-C24-CL」に交換したことで、ざっくりで10%はタイムが向上しました。「自分の限界」を十分に分かっている中級者レベルの人が軽量ホイールを使うことで、その効果を体感できると思います。自分の実力なのか道具のお陰なのか分からない初心者レベルの人は使わないほうがいいです。

午前7時20分出発、午後3時50分帰宅。走行距離は約138km(獲得標高:1938m)でした(アベレージは22.4km/h)。



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