ブロンプトンでツールド愛知お花見編

ロングライド仕様に仕上げたブロンプトン弐号機の最終確認のために、ブルベを想定した山間地も含めたロングライドを実行します。

知多半島と渥美半島を除いて、愛知県をぐるっと大回りすると400kmコースになってしまうため、茶臼山と西三河南部をカットして約350km。あくまでも弐号機の仕上がり具合の確認を目的とするため、夜間走行はせずに約350kmを半分に分けて二日間で走ります。しかし、走るだけでも面白みに欠けるため、愛知県の桜スポットを順番に巡るようなコースを設定しましたが、二日目は大幅に予定を変更。

初日
 走行距離:189.34km 獲得標高:1385m アベレージ:21.2km
 平均心拍数:132bpm 所要時間:10時間53分

二日目
 走行距離:56.77km 獲得標高:198m アベレージ:20.2km
 平均心拍数:118bpm 所要時間:3時間33分

豊田市を起点として、初日は愛知県の東部、二日目は西部を走る予定でした。初日は風が強いながらもなんとか走行は可能でしたが、二日目は天候不順で強い風が朝から吹き荒れていたため、とても170kmも走る気力が沸いてきません。天気次第で、いつでも帰ってくることができるように、西三河地区をぐるっと小回りとなりました。

初日

自宅を6時スタート


いつもの三連水車を通ってしばらく豊田安城自転車道を南下します。


豊田市側の自転車道の沿道は桜並木になっているため、桜を見ながらのんびりと走ることができます。この自転車道を走るのなら桜の季節がベストともいえます。


桜ポイントその1「岡崎市の岡崎公園」。まだ6時40分頃ですが、すでに場所取りが始まっていました。今年は寒空の下での花見宴会になりそうですね。


三週連続で「御油の松並木」。


桜ポイントその2「豊川市の音羽川堤」。桜巡り「岡崎と豊川」の時は名鉄の国府駅まで輪行しましたが、時は流れ、今ではブロンプトンでも自走です。


桜ポイントその3「豊川市の諏訪の桜トンネル(市役所)」。


桜ポイントその4「豊川市の佐奈川堤」。


三河地区では一番の桜ポイントだと個人的には思います。両岸とも散策路になっているため、目障りな宴会客が居ないことも評価ポイント。


桜ポイントその5「新城市の桜淵公園」。桜ツーリング「新城・鳳来寺・長篠」の時は非常に混雑していましたが、まだ時刻が10時前ということもあってか、露店もようやく準備を始めたという雰囲気。地元のおばちゃんたちが弁当を販売していたので、「炊き込みご飯(300円)」をいただきました。

ここからは国道257号を北上しますが、北西の風が吹き荒れているため気が重くなります。


川沿いに走る国道257号は桜が至る所に植えられているため、結構良い感じのサイクリングコースと言えます。しかし、残念ながら今年はあっという間に散ってしまったため、既に葉桜状態。品種が違うのでしょうが大木の桜は満開状態ですので、それなりに気分転換にはなります。


桜ポイントその6「設楽町の福田寺」。桜ツーリング「設楽・稲武」の時に初めて立ち寄った福田寺のシダレ桜には何かしらのオーラを感じます。


設楽から稲武へ向かう区間にはロードでも嫌になる上りが待ち構えています。ロングライド仕様に仕上げたブロンプトンならどうなんだろうと多少なりとも期待していましたが、相変わらずキツイことには変わりはありません。インナーギアを用意したことで、膝に負担を掛けずに上ることができることだけは分かりましたが、速く上れるわけではないため大幅なタイムロス。

設楽町の手前で長めの休憩タイムと、この上り区間でのタイムロスを最後まで挽回することができなかったため、ロードのように「どこかの区間で頑張って帳尻合わせ」がブロンプトンでは不可能。


桜ポイントその7「稲武の瑞龍寺」。4年前に訪問した時はちょうど見ごろになっていましたが、今年の開花は随分と遅れているようです。

この後は矢作川の右岸を走って矢作ダムへ向かうのですが、途中で道路が封鎖されていました。わざわざ矢作ダムを経由するルートを選んだ理由は「桜並木」で、この時期の矢作ダムまでの区間の景色は素晴らしいゆえに非常に残念。途中で左岸に渡り、路面のデコボコにうんざりしながら。。。


矢作ダムに到着。ブロンプトンで矢作ダムまで、それも新城から北上してやってくることが自分でも信じられません。自転車遊びを続けているとここまでできるようになるようです。


小渡のコンビニで休憩後、いつもの県道356号を走って平戸橋。平戸橋周辺は渋滞していますが、自転車なら関係ありません。


そして桜ポイントその8「豊田市の水源公園」。ここは毎年恒例ですが花見客の大宴会場となっています。広場には露店もあり、何やらイベントもやっています。


本日の走行距離が189.34km、獲得標高が1385mのコースの所要時間は10時間53分でした。

(189.34+1.385*30)/20=11.5445

遠征の時のペースなら休憩込みで11時間30分が目安になるため、それよりは速いペースで走り終えていますが、10時間30分を見込んでいただけに少し残念な気持ち。上り区間でのタイムロスを挽回するためには休憩時間を減らすしかないようです。

山間地区間のデータ
新城~小渡
走行距離:84.57km
獲得標高:998m/842m
アベレージ:19.9km/h
平均心拍数:135bpm
所要時間:約5時間

(189.34+1.385*25)/21=10.665

この計算式でタイムテーブルを組んでブルベに挑みます。

二日目

7時頃にスタートを予定していましたが、路面がウェット、さらに今にも雨が降り出しそうな空模様だったため、晴れ間が見え始めた9時頃にスタート。

雨の後は強風というのは定番すぎて、朝から風が吹き荒れています。ムリをする必要は無いため、膝に負担が掛からないようにゆっくり走ります。


桜ポイントその9「高浜市の水源公園」。昨夜の雨の影響なのか桜が随分と散っています。


園内をぶらぶらしているとシニアカメラマンの団体がぞろぞろとやってきました。自転車遊びを再開する前は私もこの中にいたのですが。。。客観的に見ると邪魔な団体であることには違いありません。


桜ポイントその10「碧南市の明石公園」。ここでは列車とセットで桜を撮ってみました。


桜巡り「刈谷・高浜・碧南」の時に立ち寄っていますが、のんびり過ごすには良い公園です。


桜ポイントその11「西尾市のみどり川」。ここは宴会禁止地区となっているため、のんびりと桜を見ながら遊歩道を散策できます。駅周辺の複数個所でイベントが開催されているようですが、マップを手に入れなければ何が何やらさっぱり分かりません。

強い向かい風の中、豊田安城自転車道を北上。


桜ポイントその12「安城市の安城公園(市役所)」。春とは思えないほど寒い日ということあってか、花見客は例年の半分以下でしょうか。ここの桜は1週間も持ちこたえず散ってしまいました。


さらに豊田安城自転車道を北上して帰宅。

当初の予定では4月上旬に遠征を組み込んでいましたが、仕事の都合とブルベの準備で遠征を中止。その代わりに三河地区の桜鑑賞スポットを巡った二日間でした。



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