3泊4日で兵庫県遠征

「スイセンの時期になったら淡路島に行ってみたい」「ブロンプトンで全国制覇の補完として『岡山~神戸~大阪』の区間を走りたい」という2点を2012年の最初の遠征で達成させることにしました。

当初の予定では1月8日と9日で「淡路島」、28日と29日で「岡山~神戸~大阪」のつもりで宿も確保していましたが、諸事情があり、8日の遠征を中止。そこで、1月26日から29日までの4日間で「岡山~姫路~明石~淡路島~明石~神戸~大阪」の区間を走ることにしました。昨年の桜の時期に走った「大阪~和歌山~徳島~香川~岡山」と連結させると、ぐるっと一周することになります。

今回の遠征の走行マップ

26日
27日(1)
27日(2)
28日
29日(1)
29日(2)

初日

いつもの5時30分発の在来線で三河安城から名古屋へ、そして新幹線に乗り換えて岡山駅。米原周辺の雪の影響で30分遅れとなりましたが、今日はいつもよりは余裕をもったスケジュールにしてあるため慌てる必要はなく、新幹線の移動中に地図を眺めながら急きょ思いついた「牛窓」に立ち寄ってみることにしました。

まあ確かに絶景ポイントかもしれませんね…。ところが、ここから日生までのルートに一苦労。ソニーのナビのガイドで田舎道やら超激坂の峠越えやら、挙句の果てに自転車通行禁止の「岡山ブルーライン」を案内されたり…。迂回路を探してあちこちウロウロ。日生に着いたのが13時43分。名物の“カキオコ”を食べた後、赤穂を少しだけ観光。そして姫路の宿へ。

二日目

改装中の姫路城の周囲をウロウロした後、明石へ。「明石→岩屋」の高速船の出航時間を勘違いしていて、少し慌てるも明石城を最終日に持ってくることで帳尻合わせ。淡路島の最初の観光スポット「あわじ花さじき」へ向うルートがこれまた急坂&激坂がひたすら続き、淡路島上陸早々に激疲れ。

観光案内には今の時期にもそれなりに花が咲いているようなことが書かれていますが、ちょっと寂しい雰囲気。

この後は「淡路島七福神」の八浄寺、宝生寺、そして洲本城に立ち寄ってから洲本の宿へ。3泊する場合は、荷物を減らすために2泊目で洗濯が必要。そこで洲本市内の宿を確保してコインランドリーで洗濯タイム。

三日目

今回の遠征のメインイベントである「スイセン観賞」のため、少し早めに宿を出発。ところが立川水仙郷へ向うルートは、ブロンプトンでは非常にキツイ激坂の連続でもうクタクタです。立川水仙郷のスイセンもいちおう見頃なのでしょうが、「大いに期待してやってきた割にはちょっとね」という雰囲気。私が訪問した時間帯では観光客はゼロ。

引き続き「黒岩水仙郷」に立ち寄ってみました。

こちらは観光客がそれなりに来ています。一眼レフを抱えたカメラマンも大勢いたので、スイセンの観賞地としては「黒岩」が有名なのでしょうか。

鳴門岬の道の駅を目指して走り始めると再び激坂が待っていて、もう上る筋力も気力も残っていません。荷物満載のブロンプトンでは非常にキツイため、時速6kmを切るような場合は、素直に歩くことにしました。その後も風との闘いでなかなか思うように進みません。

このままでは「七福神巡り」の時間割が足りなくなってしまうため、鳴門岬を諦め、万福寺、護国寺、覚住寺に立ち寄り、チューリップが開花しているという「淡路ファームパーク イングランドの丘」で昼食タイム。そして、しばし花撮影を楽しんだ後、長林寺、智禅寺に立ち寄って、七福神巡りをコンプリート。おまけで伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)。最後は日が沈む中を風と闘いながら、なんとか暗闇になる前に宿に到着。

四日目

淡路ジェノバラインで再び明石に戻り、まずは明石城周辺をウロウロ。最終日の立ち寄りポイントを決めたのは昨夜のことで、とりあえず鉄人28号だけは外せないなぁという適当なスケジュールです。

お~これが鉄人か~という雰囲気でなんだか迫力があってカッコいいです。ここで大量に写真を撮り大満足。あとは兵庫大仏を拝み、三ノ宮の街並みを堪能。そこからはひたすら大阪を目指して走るのみ。時間に余裕があったため、最後に「太陽の塔」を見たくなってちょっと寄り道。

ところがこれがまた一苦労どころか大変な苦労を強いられることに…

なんとか「太陽の塔」を見ることができ、17時50分の新幹線で帰宅。

レポート
兵庫遠征「日生のカキオコと赤穂の大石神社」
兵庫遠征「淡路島の水仙と七福神巡り」



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