もみじ街道と香嵐渓

先週に引き続き、紅葉を求めて三河の山間地を走ることにしましたが、目的も無しに走るのは面白くないため「もみじ街道」を走ることにしました。イケイケドンドンでどこまで行けるのか試したいのですが、いちおう挫折しそうなポイント毎に変更ルートを複数用意してイザ出発。


今日のルートは奥殿陣屋の交差点を左折して二畳ヶ滝へ向かうルートです。最近は岩津からのルートと水源公園からのルートを使うことが多かったため、久しぶりに奥殿ルートを走ってみました。小休憩していると、激早のロードがダンシングで駆け上がっていきましたが、ロードの人たちはダンシングで何分間走れるのでしょうか。私は頑張っても30秒しか維持できません…


先週は県道477号を走りましたが、今日は県道338号で国道301号に合流です。山間地でもLSD走行を徹しているためか、疲労感は全くありません。筋力も体力も温存していると言いたいのですが、まあ無理せず楽していると言ったところでしょうか。


はい、ここが「もみじ街道」のスタート地点です(るるぶ豊田市版の地図は間違っていますよ)。先週走ったときにチェックしておいて良かったです。国道301号から三河湖へ向かう県道363号を走っていくと見つかります。ここから矢作ダムまで「広域農道」が延々と続きます。どこからどこまでが「もみじ街道」と呼ばれているのか不明ですが、今日の目的はこの「もみじ街道」を走ることですが…


「広域農道」は、いくつかに分割することができます。まずはスタート地点から国道420号に合流する区間を「セクター1」とします。加茂ゴルフクラブが頂上付近になりますが、この先にもまだ急坂があります。スタート直後から急坂、激坂の連続で、8~11%の坂が延々と続くのです。おまけ程度に下りもありますが、まあヒルクライム大好きという人じゃなければ、途中でめげてきます。「紅葉」は綺麗ですが、写真を撮る心の余裕は全くありませんでした。「セクター1」の終盤は12%のダウンヒルです。上りに費やした労力、時間に対しては割が合いませんね。激坂の下りは楽しくありません。短い激坂の上り、長い緩やかな下りなら得した気分になると思う。


ここが「セクター2」の入り口ですが、もうギブアップします。「セクター1」は完走することができましたが、序盤をのんびり走りすぎたことと、「セクター1」の上りがあまりにも厳しかったため、体力の消耗が激しい上に、既に予定よりも1時間遅れです。山間地LSDをやっていては、とてもこの「広域農道」を攻略することはできそうもありません。来シーズン、軽量ロードを手に入れて、もっと山間地を走りこんでから再チャレンジすることにします。


予定を大幅に変更して「香嵐渓」へ向かいます。無理して広域農道を走らなくても、国道420号も結構景色が良くてサイクリングには良いコースです。三河湖→保殿の滝→香嵐渓の順が良いかも。(逆周りは大変そうです)


11時40分、ようやく香嵐渓に到着しました。自宅から3時間10分も掛かってしまいました。山越え無しで、足助街道を走ってくれば1時間30分も掛からないため、いかに山越えが大変かということです。自動車の場合は渋滞を回避して山越えルートを使うのが地元民の定番なのですが、目的地が香嵐渓だけなら自転車の場合は素直に足助街道を走りましょう。


今日は香嵐渓の激混み期間の初日ですが、すでに観光客が大勢訪れています。


近場で綺麗な紅葉を楽しむのなら「香嵐渓」というのは昔からの定番ですが、駐車場不足と大渋滞はなんとかならないのでしょうか。といっても、この時期だけのために大金を費やして何か対策を練るというのも難しいのかもしれませんね。


二日後に再び訪問するため、今日のところは30分ほどで撤収します。


今日の「うどん屋巡り」は香嵐渓の「玉家」です。寒い日の定番の「味噌煮込みうどん(770円)」をいただきました。これといった特徴はなく、ごく普通の味噌煮込みです。よく言えば基本に忠実といったところでしょうか。

この後は、「猿投の紅葉」ポイントに立ち寄るコースも用意してありましたが、二日後のチャリンコ倶楽部で走ることにしているコースの下見を兼ねて県道39号、県道343号、県道487号、そして松平橋からはいつものコースを走って帰宅。

サイクリングに最適な県道487号では28~30km/hで走ってみましたが、僅かな距離を走っただけで筋力の消耗が激しいです。緩やかな山間地を28~30km/hで走れるようになれば、もっといろんなところまで走りにいけるので、そろそろLSD走行を卒業すべきなのかも…

8時30分出発、14時帰宅。本日の走行距離は79.5kmで、アベレージは17.5km/h(散策時間含む)でした。



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