山間地の“走り納め”は“奥三河エリア”です。今シーズン何度も走ったエリアですので、集大成の意味を含めて気合を入れて走りますが…
昨日に引き続き、尋常じゃない寒さです。手が冷たくてブレーキレバーを引くのが困難で、水源公園に向かう交差点を右折する必要があるのに、ブレーキを掛けられずにそのまま直進してしまったため、いつもとは違うルートを走っています。(遠くに豊田スタジアムが見えます)
自宅からちょうど1時間で、勘八峡(かんぱちきょう)に到着です。それなりに気合を入れて走ると“手”はなんとかなりましたが、“足”が凍傷になりそうなくらい痛いです。電光掲示板に表示される気温はなんと「マイナス2℃」。このままでは本当に凍傷になっちゃいますよ。ギブアップしようか悩みましたが、嫁さんが「とりあえず持っていけば」とくれた「ホカロン」という切り札をここで使います。靴を脱いで“つま先”に貼り付けてみたところ、なんか良い感じです。
矢作ダム目指して走りますが、前回とは違うコースを走ります。矢作川の東側のローカルな道路がどのような雰囲気なのか知りたかったので、ひたすら走りますが、さすがに車は殆ど走っていません。ここはとても走りやすいのでお勧めです。でも冬は止めたほうがいいかも。ずっと日陰になっているため、とっても空気が冷たいです。
紅葉の時期に訪問したかった「笹戸」に到着ですが、3週間遅れですから見る影もありません。さっさと先を急ぎます。
定番のコンビニで休憩タイム(肉まん+缶コーヒー)。自転車で走り回っていると「結果的にダイエットになる」「計画的にダイエットにする」の2パターンありますが、100km越えのツーリングの時は「ダイエット」という要素を捨てる必要があることに気が付きました。どうやらダイエットを兼ねて走れるのは80km程度までのようです。今回はその検証も兼ねています。
矢作ダムに到着です。9月に来た時は汗だくで大変でしたが、さすがに今日はそのようなことはなく、多少は寒い方が山間地は走りやすいです。
「さて、ここからはのんびりサイクリング気分で…」なんていうことはなく、あちこち雪が残っていて走るのも大変です。
車と違って、ヤバイなぁと思えば自転車から降りて押していけばいいので、とりあえず突き進みます。
雪景色の中をサイクリングするのも30年ぶりです。真夏の炎天下を走るよりは少し寒いほうが走りやすいです。(今日は寒過ぎですが)
予定より30分遅れで稲武町に到着。ここは雪が積もっていて生活道路を自転車では走れません。
とぼとぼ歩いて、「どんぐり亭」に到着。さすがにこの雪では観光客はごく僅かですね。
今日は「うどん定食(850円)」いただきました。うどんを食べながら、午後からのコースを再検討しました。予定では、このまま国道257号を走って設楽町まで行き、2箇所をプチ観光、次に三河湖で五平餅休憩、そして香嵐渓ですが、タイムアウトする可能盛大。香嵐渓をパスして、三河湖から松平へ向かういつものコースなら約70km強。ムリすればなんとかなりそうですが、冬場に午前70km、午後70kmは精神的にツライ。
ということで、伊勢神トンネルです。工事中で片側交互通行になっていて、1km以上あるトンネルをどのようにして自転車を通行させるのか、工事のおじさんたちを悩ませてしまいました。検討の結果、“ペースカー”を投入してくれて、安全に通行させていただきました。ご迷惑をお掛けしました。ただ、結果的には工事中でラッキーでした。通常時に、このトンネルを自転車で走る勇気は私にはありません。むちゃくちゃ危険ですよ。“きもだめし”になりますが、素直に旧道を走ることをお勧めします。
香嵐渓に到着です。ヒートテックのタイツのお陰で、走行中に足首からお尻までは保温効果がありますが、ダウンヒルで漕がないでいると、膝の辺りが冷えてきます。つまりは、漕ぎ続けていれば、ヒートテックの効果はかなりあるということです。
最後の休憩ポイントの水源公園に到着です。香嵐渓からは巡航速度25~30km/hで走ることができました。今日は、まだまだ元気です。
7時15分出発、15時25分帰宅。本日の走行距離は約122km(Av19.8km)。
今日の補給品は…
肉まん+缶コーヒー
チョコレートクッキー2枚を4回
うどん定食
アミノゼリー
ビタミンゼリー
栄養ドリンク
でした。
今までは週末に走りこんだ場合、水曜日までは食べたいだけ食べ、木曜、金曜はほどほどにしていましたが、今回は昨日まで食べ過ぎというくらい食べていました。おまけで栄養ドリンクも毎晩飲んでいました。そして「雪」のため、昨日は休養日でしたので、今日は体調万全で補給もしっかり摂った結果、先週のような“激疲れ”という状態にはなりませんでした。そして80kmの壁もありませんでした。
つまり、“ツーリング”の場合はダイエットという要素を捨てされば、終盤まで“激疲れ”という状態にならずに走ることができるということのようです。結論としては、標準体型の範囲に収まっている場合は、ツーリング、観光ポタ、ダイエットを明確に分けて取り組めばいいということになります。