飛行機輪行の時の工夫

列車の輪行の場合は自分で荷物を管理できるため、ブロンプトンを「ちび輪バッグ」に収納したり、「イージーカバー」を被せたりするだけで十分です。しかし、飛行機の輪行の場合は、預けてしまうため、どのように扱われるのか非常に不安になります。

スーツケースなどは丁寧に扱われる可能性は低く、そのために頑丈にできているのですが、さすがにスーツケースを使うわけにはいきません。そこで“従価料金”を支払ってブロンプトンを“手渡し品”にしてもらいます。手渡しなら大丈夫かと思いたいのですが、やはりそれなりにパッケージングに工夫が必要です。


前回の四国遠征の時は…

「イージーカバー」を使用時にも肩紐を使いたかったため、このように穴を開けてみました。

穴を開けただけではボロボロになってしまうため、古チューブで補強してあります。

クッション材代わりにバックパックで左側を保護。実は一番重要なのは写真の左上の部分です。

折り畳んだ時に突起している箇所は破損しやすいです。

ブロンプトンは頑丈ですから多少のことでは壊れたりしませんが、どうやら九州遠征の復路の「福岡空港→中部国際空港」の運搬中に落下させられたようで、クランプのネジが曲がってしまっています。“手渡し”のために抱えて運搬していて、あまりにも重いので落下させたのでしょう。ブロンプトンは鉄の塊ですから、その衝撃をクランプの箇所で受けたとしたら、ネジが曲がってしまうのも当然です。クランプのネジをしっかりと回しておくことが破損回避でもありますが、やはり突起している箇所には保護材が必要です。宿泊遠征なら着替え品が大量にありますので、それをクッション材代わりに使います。

そして右側については…

このように「これでもか」というほどの保護をしました。右側に倒されても壊れる心配は要りません。

手渡し品といえども、それなりに対策が必要ということです。



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