遠征などで荷物の運搬方法をいろいろと試してきましたが、どうやらリア側に荷物を積むとブロンプトンの軽快さがなくなってしまうようです。サドルバッグすら走りに影響を与えるため、BBより後方には荷物を載せない方が良いのかもしれません。
「Cバッグ+バックパック」で数泊の遠征が可能で、かさばるけど軽いものをバックパックに、その他をCバッグに詰め込んでいます。しかし、どうしてもフロントヘビーになってしまうため、春夏仕様のブロンプトンでは軽装備で遠征をしたいものです。
そこで、荷物をどこに搭載すればいいのか走りながら考えてみたところ、ブロンプトンには広い空きスペースがあることを発見。
さっそく近所のホームセンターであれこれ購入してきました。総額で約5000円なり。
これらを使ってこんなものをブロンプトンに装着。
トップチューブに荷台が出来上がりました。輪行袋代わりのトートバッグくらいなら簡単に運搬でき、これで走行中にずれることはありません。
段ボールで補給したモンベルの軽量バッグを載せてみました。
この場合は膝が当たるため、後方側の縦幅の許容範囲がどこまでOKなのかは、もう少し試してみる必要があります。縦幅を半分にして、代わりにトップチューブに小袋をぶらさげるという方法も考えられます。
重いものを中心位置にもってくるのはセオリーですので、携帯する工具類をこの空きスペースに取りつけるのが良さそうです。ブロンプトンの場合は携帯する工具類が多いため、それだけでもかなりの重量になっています。
そしてもうひとつ、Cバッグを使わない時のための工夫。
リクセンのバッグは便利ではありますが、バッグそのものが重いため、運搬する荷物に対して余分な重量増になっています。そこで今回の仕様変更でリクセンのアダプタを外しました。
代わりにハンドルにベルクロで取り付ける小型のフロントバッグを随分前に購入しましたが、実は一度も使っていません。そのバッグを使おうとすると、そのバッグのためにハンドル周りを工夫する必要があり、いろんな制約が出てくるのです。
そこで、荷物が少ない時などはホームセンターで購入した小型のバッグを使っています。ストラップでハンドルに括り付けるだけですが、その作業すら手間に感じます。簡単に折り畳みができるブロンプトンでも、その他の余分なことに時間が掛かってしまっては「なんだかなぁ」という雰囲気です。
すでに小型のバッグを数多く所有していますが、実用性を考え、もう少し大きいバッグが欲しくなり、ホームセンターで1980円で売られていたものを購入。ストラップで固定するのでなく、自作のアダプタを製作。というよりはホームセンターで見つけた適当な金具を取り付けただけですが…
このようになりました。
このことでバッグを簡単に取り外しができます。これは普通のショルダーバッグですから、肩に掛けて観光地などをウロウロしたり、宿にブロンプトンを預けて、必要最低限の荷物をこのバッグに収納して街の散策とか外食などをするのに便利そうです。
以上がブロンプトンならこのようなこともできるという小ネタでした。