ブロンプトンの遠征の時にもヘルメットを着用していますが、客観的に見れば違和感はあり、主観的にも「保険のためとはいえ…」と複雑な心境でした。ヘルメットは、あくまでも万が一の時の保険ですから、完全自走&走りがメインならばそれはそれで「仕方がない」と割り切れます。しかし、輪行&観光という場合は重い荷物になっています。
ブロンプトンの場合は、全般的にスピードレンジが低いため、自爆する可能性は低く、外部要因による事故の時にヘルメットが役に立つかもしれないのならば、他にも選択肢はあります。
それは「カスク」です。30年前はサイクリングでヘルメットを着用するということは皆無でしたが、ロードレースの人達は保険としてカスクを着用していました。現在のヘルメットに比べたら「単なるクッション」みたいなものですが、多少なりとも衝撃を吸収してくれるハズです。
ブロンプトンのような折り畳みで観光ポタをするのならば、「帽子+カスク」でいいんじゃないのかなと思えたため、さっそく注文。カスクというものはニッチな市場であるため、生産数が非常に少なく、次回の遠征までに間に合うのかどうか分かりませんでしたが、運よく手に入りました。
赤ブロンプトンに合わせて赤い帽子と赤いカスク。
さっそく昨日の伊勢志摩サイクリングで試してみましたが、重いヘルメットから解放されて、かなり良い感じです。輪行の時の荷物も減り、昼食や観光の時はカスクを外せば帽子だけになるので、場違いということもなくなります。