ソニーがカーナビ事業から撤退したので「NV-U35」を延命

「NV-U35」をブロンプトンの遠征で活用していますが、訳が分からん裏道や、なぜかわざわざ激坂を案内したりと「なんじゃこりゃ」と怒れてくることが何度もあります。マイナーチェンジの「NV-U37」には羨ましく思える機能が盛り沢山で「いいないいな」と思いながらも「NV-U37」を買ってしまうと「NV-U35」がムダになってしまいます。そこで「NV-U37」の後継機種が出たらそれを買おうと決めて、しばし我慢の日々。その頃には「NV-U35」はお役目御免となつているハズ。

ところがところが、なんとソニーが…

ソニー、カーナビ撤退。「nav-u」を年内出荷完了

なんということだ。正直言って裏切られたという気分。このまま続けていけば良い製品になっていったであろうに。経営が厳しいソニーとしては儲からない事業はさっさと切り捨てということです。

さてさてどうしようかと悩んだ結論としては、「『ブロンプトンで全国制覇』を完結させるまでの期間だけ使えればいい」です。

在庫処分で特売中の「NV-U37」を買ってしまうというのもアリですが、なんだか悔しいのでこれを購入。


SONY NV-U76VT/U76V/U75V/U75/U35用地図更新ディスク NVD-U42J
19816円なり。(ちなみに「NV-U37」は23000円が特売の相場価格)

これを使えば、どんくさい「NV-U35」も中身だけは「NV-U37」と同等になります。もちろん地図も新しくなるので遠征に役に立ちます。

さっそく地図とファームウェアを更新…

むちゃくちゃ時間が掛かりました。たぶん4時間くらい。

「NV-U37はいいな」って思っていた機能をさっそく試してみます。それはルートラボで作成したルートのインポート。

あれ? 「メモリースティック PRO デュオ」を認識してくれません。半年前までは問題なかったのに、なぜでしょう。

仕方なく、会社帰りにエイデンに立ち寄ってみると、むちゃくちゃ高い…。


amazonなら1682円(海外パッケージ品でよければ999円)なのに、なんと2680円。明日使いたいので仕方なく購入。

さっそく走行ルートのインポートをやってみますか。

メモリースティックに「MSSONY」>「ROUTE」というフォルダを作って、ルートラボで作成したGPXファイルをコピー。

「メニュー」>「設定」>「設定」>「地図表示」>「ルートのインポート」を見てみると、GPXファイルがありますね。


「岩津~作手.gpx」をインポートしてみます。ただし事前に用意したルートを「ナビ」してくれるわけではないようです。あくまでも「自分が走ってみたいルート」扱い。走行中はこのルートから外れていないか、交差点などで停止した時にチェックする必要があります。

で、ヒルクライムに突入前に、ヒルクライムのゴール地点のところで「ここに行く」をクリックして、ナビがスタートする前に「標高グラフ」をクリックすると…


でましたね。欲しかった標高グラフが。これがあれば「この峠はどこまで続くんだ~」と途中で嘆くこともなくなることでしょう。



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