心のリハビリのためにチタイチを

昨年の4月末までは、あれやこれやと理由を付けても「走る」ことに対するモチベーションはそれなりにありました。人生初の入院後も自転車OKになった直後から少しずつ距離を増やしましたが、それも1か月足らずで親父の入院騒ぎで遠出が自粛となり、親父が退院して「今度こそ本格的に再開!」と走り始めた途端に、親父が亡くなる事態になり、何かが“プツッ”と切れたような気がして、未だに走る気力がありません。

ブロンプトンで日本一周とブルベのSRを達成したことで「たくさん走ることに飽きた」ことも大きな要因ですが、「ブロンプトンの旅」を再開した時の体力が心配になります。

とりあえずジテツウは続けていますが、休日はインドアの生活の頻度が多くなり、自転車で出かけても2~3時間で帰宅できる範疇です。

年齢と共に体力は落ちるので、ジテツウを続けても少しずつ脚力も落ちていきます。「長い時間走る」ことは、それを続けなければそれに必要な能力が落ちていきます。

以前のように200kmくらいなら「ちょっと出掛けてくる」程度の気分で出かけたいものです。

ということで、久しぶりにチタイチをすることにしたのですが…


スタートから53分で、かわら美術館に到着。ロードバイクで走った時よりタイムが良いような。


いつものルートではなく、2009年ごろに開拓したルートで半田市内をパスして師崎に到着。自宅から2時間20分。LupoDでこんなに良いペースで走れたことは無かったような気がします。

実は抑えているつもりでも心拍数がいつもより高めだったのが「良いペース」の理由です。

重いLupoDを“いつもの感覚”で走らせるとどうしても負荷を高める必要があるのですが、高めたくなくても高めてしまうのはロングライド耐性の劣化のせいです。走り回っていた時は「心拍数140bpm縛り」は普通にできていたのに、今は難しいです。


9時25分、2015年のブルベ400km以来の野間の灯台。ブルベの時は深夜でしたので、神秘的な雰囲気が漂っていましたが。

ここまでの負荷が高めだったせいか、疲れが出ています。身体よりは精神的な疲れのような気がします。

10時を過ぎると、暑くて暑くて精神的に限界に達して、無補給の予定を変えて、コンビニ休憩。この1回の休憩で帰宅するつもりが、走るのがだんだん嫌になってきて、「常滑→大府→知立」から「碧南→知立」の短縮コースに変更。

衣浦トンネルの手前で2回目のコンビニ休憩。自宅でローラーを回すのなら「もう、やーめた」とできますが、今日はリタイアしたいと思っても自走で帰るしかありません。


衣浦トンネルまでの距離は約100kmで、休憩込みの所要時間は4時間55分ですから、このままいけば残りは1時間30分ほどで帰宅できるはず…

でしたが、3回目のコンビニ休憩を取り、自宅まで6kmほどのところの公園のベンチで横になり、最後はふらふらになりながら帰宅。残り30kmで2時間も要しました。

ということで、現在の気力ではこの暑い中を走る元気がないことを再認識させられました。

途中でEdge 500のバッテリーが切れたため、走行距離は約129kmです。(ルートラボで測定)



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