アンティーコで三河山間地センチュリーラン

4日前に160kmツーリングをしたばかりですが、ちょっと確かめたいことがあって、GIOSアンティーコで160kmに挑戦することにしました。くらがりの田原坂から始まり、ひたすら上って下って上って下って上って下って、矢作ダムを目指します。

まずは今回のコースマップです。

自分で設定したとはいえ、なんとも苦しめられそうなコースです。

朝から雨が降っていますが、止むのを待っていては“160km”走ることができないため、カッパを着こんでイザ出発。


小雨とはいえ雨中走行ですから、ペースを落として慎重に走ります。今シーズンは何度も訪問した岡崎公園の「五万石ふじ」に到着。こんな格好で今日は走っています。


岡崎市内にはもう一箇所「藤まつり」をやっているところがあります。相変わらず岡崎市内は分かりにくくてチト迷いながらも「徳王神社金比羅社」に到着。


とりあえずこんな感じで撮ってみましたが、ここの藤の花は写真撮影は不向きかもしれませんね。


さて雨の中「くらがり渓谷」を目指して走りますが、微妙な上りが延々と続いているため、結構疲れます。雨が止んだのでカッパを脱いだもののすぐに再び降り出し、カッパを着て走ると汗だくになって疲労感が倍増します。「男川やな」の近くにも藤棚があったのでちょっと立ち寄ってみました。


ようやくスタート地点に到着。単独で走る場合は基本的に休憩を殆ど取らないことにしているため、トイレを済ましてすぐにリスタートです。今日はタイム測定しながらも、先が長いのであまりムリをしません。4日前にロードで走ったときの感覚が残っているうちに、ミニベロでリトライしてみて、両者の違いを確かめるのが目的ですから。


快調に上ってゴールです。予想していた通り、ロードよりも“どこでもギア”をさらに進化させた“どこでも自転車”にしたGIOSアンティーコの方が楽に上れました。


さてタイムは…29分51秒でした。今日の走行予定コースの序盤(起承転結の“起”)ですので、ここでムリしても仕方がありません。すぐにリスタート。


道の駅でジャンボフランク(500円)と缶コーヒーで補給タイムです。“ジャンボ”ですから驚くほど大きいかと思っていましたが、自転車乗りには“普通”サイズですね。完食後、すぐにリスタートです。


今日はいつもの「三河湖」経由ではなく、一本奥の県道337号を走ってみますが…


こんな雰囲気のとっても寂しい道路です。すれ違った車はたったの1台ですので、のんびりマイペースで黙々と上っていきますが、予想していたよりキツイ坂です。


名も無き峠に到着です。下りで体力・筋力を回復させればいいため、ここでも休憩無しにすぐに下ります。


国道473号に出ても安心できません。いきなり上り区間です。国道420号に出て左折すると足助方面ですが、こんな楽しくなるような坂が待っています。再び名も無き峠を乗り越えると10km以上の下りを楽しめます。


足助が今日の中間ポイントです。スケジュールでは足助到着は“遅くても”12時でしたが、すでに12時35分を過ぎているため、休憩無しで後半の部に突入です。国道153号は交通量が多いため危険です。そこで県道33号経由で県道366号を走りますが、県道33号はたいしたこと有りませんが、県道366号は「これは悪夢か~」と思えるほど大変な道路です。県道337号、国道473号、国道420号、県道33号、県道366号を走ってくると、「くらがりの田原坂など可愛いものだ」思えてきます。


予定外のタイムロスが発生しましたが、小渡へ向かう県道357号は下り区間ですので、しばらく体力の回復ができますが…


再び上り区間の県道19号に入ると、「もうええ加減にして」とコース設定した自分を責めたくなってきます。ヘトヘトになりながら上りきって、快調に下ると「この先通れません」と看板がやたらと現れ、無視して突き進むと、本当に道路が無くなっていました。迂回ルートの説明図無いし、そもそも知らないし…。自転車を担いで、作業者用の幅30cmほどの通路(落ちたら大怪我間違いなし)を通してもらいました。今日はミニベロで助かりました。大掛かりの工事をしているので、当分の間は県道19号で小渡へは行けません。


なんだかんだで14時、スケジュールよりも1時間遅れで、小渡ステーションに到着です。昼食は、おにぎり2個。さっさと食べてリスタート。


14時35分、矢作ダムに到着です。小渡から矢作ダムまでの上り区間が一番に楽に感じる今日のコースはちょっと無茶過ぎたかも…。


実は、矢作ダムにも藤棚があるのです。今日のセンチュリーランの副題は「藤の花巡り」だったりします。


ダムを背景に一枚。時刻は14時45分。残りの走行距離は約50kmですが、残された時間は2時間30分です。藤岡の藤棚に立ち寄っていては時間切れになる可能性100%のため、このまま直帰することにしましたが…


もう足が回りません。たぶん90rpmすら無理な状態です。低ケイデンスのトルク走行に切り替えて、2時間走り続けました。トルク走行をするとチェーンの音が違うので、どの辺でトルクが掛かっているのかよく分かりますね。


7時15分出発、17時20分帰宅。本日の走行距離は約161kmでした。(アベレージ19.9km/h)

「獲得標高 上り:2046m」ですので、労力換算距離は、201.9km(160.98+2046*20/1000)となり「時間あたり20km」はクリアです。それにしても「過去最高の疲労度」をまたもや更新です。

「上りが多いのならミニベロが有利」を改めて確認するために挑戦したコースでしたが、残念ながら「上りの連投」には当てはまらないようです。ヒルクライム1本勝負ならミニベロが圧倒的に有利ですが、上りの連投となると、ロングの要素の方が強くなるため、上りが多い山間地ロングならロードを投入した方がいいかもしれません。今日は獲得標高2333mの「設楽・稲武」遠征よりも疲れていることからして…



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