名古屋600の試走を兼ねて最終チェック

先日の山間地200kmコースでは膝を痛めましたが、その原因がさっぱり分かりません。フェニックスを組み立ててもらった時に、中部200と名古屋400を走ったニローネと同じポジションにしてあるハズですが、フレームの素材が違うだけで膝痛が起きるのでしょうか。今までロードバイクで膝痛を起こしていないだけに非常に不安に感じます。

今シーズンの名古屋600は「富山往復コース」と「高山往復+α コース」が開催されます。4月の富山往復コースはいくつかの峠越えをするため、一昨年、昨年走った高山コースとは難易度が全く違います。少しでも楽に走ることができるように、機材をあれこれ準備していますが、最終的にはエンジン次第となります。そのエンジンですが膝痛に怯えながらの山間地600kmとなるため、出走前から精神的に疲れます。

その不安を少しでも減らすために、名古屋600のコースを試走してみます。Qシートをルートラボで引いてみると、序盤からアップダウンの連続です。小原までの区間については「距離合わせのためとはいえこのルートは無いでしょ」というのが正直な感想です。


5時スタートのつもりが気合が入らず5時28分ようやくスタート。柳川瀬公園まで行くのは面倒ですので、直接目指しますが、すぐに名古屋600の走行ルートに合流します。

平戸橋から先の微妙なアップダウンもできれば避けたいところですが、分かりやすいルートのためには仕方がないのかもしれません。反対岸の勘八峡のルートはお勧めです。


さて、「ここを走るのか?」という区間に突入です。県道350号は確かに交通量が少なくて国道まで平和に進むことができるのですが、その国道に出てからのアップダウンが堪えるのです。小原の少し手前までは交通量も多くできれば走りたくない区間です。

※実はこの試走の翌日の朝一にQシートが更新されて、小原までのルートが変更されました。


8時15分、「世界一の美濃焼こま犬」 。

平坦区間と緩い下り区間を少しでも楽ができるように「WH-7900-C50-CL」を使ったことが裏目に出て、風に振られて下りが非常に怖いです。

風の影響を受けない区間でも急坂の下りには怖さを感じるため、下りの怖さはホイールなど関係無かったようです。以前、豊橋の山の下り区間のトラップに嵌って落車して血だらけになったことがトラウマになっているのかもしれません。C24を使っていた時に急坂の直線で原因不明の大きなブレが発生して身の危険を感じたことが2度もあったため、下りで少しでも自転車がぶれると怖くて怖くてブレーキをすぐに掛けてしまいます。


平和そうに見える県道66号ですが、結構な急坂が待ち構えていて「C50」を使ったことを後悔。県道66号については過去に何度も走っていますが、当時はエンジンが元気だったのかもしれません。


9時15分、道の駅「そばの郷 らっせいみさと」で休憩タイム。すでに疲れを感じているため気分転換で「あげもち(310円)」をいただきます。


ニローネで峠巡りをしていた時に走ったことがある国道418号。まだ枝垂桜が咲いていますが、桜に見とれていては急なダウンヒルが危険です。


武並橋の手前の急な下り区間は路面が非常に荒れているため徐行必須です。橋の手前までを惰性で突っ込むと対向車が来ても止れません。


10時49分、PC1に設定されている「サークルK中津川千旦林店」到着。自宅からの距離が95.7kmで、所要時間が5時間21分。名古屋600の当日のシミュレーションでは92.3kmで5時間8分ですので、道の駅の休憩を差し引いて10分くらい早く到着となりましたが、休憩込みで5時間を予想していたため、「遅いなぁ」が素直な感想です。遅い理由は後述。

軽めの補給でリスタート。当初の予定では「舞台峠」まで行ってグルメを楽しみ、復路は最短コースを選んで250kmコースとしていましたが、今日のペースでは帰宅時間が日暮れになってしまうため、ここでUターン。


グルメポイントをチェックしながらPC1まで走ったことで、昼食場所に悩む必要はありません。「桜エビの天ぷらうどん(大盛り)」をいただきます。700円なり。当日も同じような時間帯にここを通過する可能性が高いため、「ここでいいか」という雰囲気。


恵那のところをぐるっと遠回りしているようなコース設定になっていて、「なぜわざわざこのようなコースにしたんだろう」と疑問に感じていましたが、この「笠置峡」の風景を楽しんでもらいたいということでしょうか。

ここには過去に2度訪れたことがあります。
笠置峡の紅葉と旧中山道 ※ブロンプトン
岐阜の峠巡り「グランフォンド恵那」 ※ニローネ


再びアップダウンを繰り返して、小原のコンビニで最後の休憩タイム。

そして16時28分帰宅。所要時間は11時間ちょうどでした。

休憩時間は15分、10分、25分、10分で合計60分。その他の小休憩はタイムロスとするためカウントしません。

距離:191.5km
獲得標高:2,700m
平均速度:21.3km/h
平均心拍数:138bpm
平均ケイデンス:78rpm

このコースなら休憩を除いて9時間30分くらいで走ることができるかと思いましたが、実際は10時間掛かっています。

つまり、200km程度では機材(フレーム)の違いは関係ないとなります。

さて、往路で「遅いなぁ」となった理由は「心拍数縛り」です。


なるべく140bpmを超えないように、上り区間でも150bpmを超えないようにと気を付けて走りました。負荷を少しでも高めてしまうと膝への負担が大きくなり、それが膝痛の原因ではないのかと思ったからです。今日は勾配10%超の区間で少し無理した時に「あっやばいかも」と感じたこともありましたが、全般的に抑えて走ったため致命的な膝痛にはなっていません。

ということで、2013年のパナモリORC16で走った時のペースで走ればなんとかなりそうという印象ですが、頑張りポイントでも膝痛防止のために頑張れないためタイム短縮にはなりません。膝痛という爆弾を抱える前に「カーボンフレーム」を試しておきたかったというところでしょうか。



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