続・ライト類の重量測定と再検討

4月8日の日記「ライト類の重量測定と再検討」の続きになりますが、ブルベの400とか600の夜間走行に適した装備が未だに決まりません。

2013年の時はパナモリORC16で試行錯誤しながらやっていましたが、決定打が見つかる前に終了。2014年の時はブロンプトンでしたので、装備が重くなっても誤差の範囲で悩む必要はなく、明るさ最優先で乗り切りました。

2015年の名古屋300ではアンティーコに中華ライト2灯体制、中部200ではニローネに「HL-EL540RC」と「GENTOS 閃 355」、名古屋400ではニローネに中華ライト2灯体制を試しています。

「ランタイムが長い」「闇夜の山間地を明るく照らす」という条件をクリアさせるための装備は、とにかく“重い”です。走るための機材を軽くしてもライト類でいっきに重くなります。

2013年の600の時は、360km地点のPCの近くに休憩場所をあらかじめ設置しておいて、そこに着替えやバッテリー類を置いておきました。そのことで多少なりとも装備を軽くすることができたのですが、富山コースではそうはいきません。速い人なら折り返し地点に宿を確保してそこに荷物を送っておくという方法も取れるのかもしれませんが、私にはそのような余裕は無いため、すべて自力で運搬する必要があります。

600kmのうちの200kmのために必要になる装備をどうするのか。考えてみると夜間走行だけのために重装備になるのですから割が悪い話です。むちゃくちゃ速い人なら深夜はガッツリと睡眠を取ることができるため、重装備になることもないのかもしれません。

少しでも軽くしたい。

トンネル通過時に簡単に点灯させることができるライトも必要です。「明るいライト」はスイッチのオンオフに手間取るため、トンネル通過用途に「GENTOS 閃 355」を使っていますが、点滅モードが余分です。オンオフだけあれば十分。「HL-EL540RC」も“軽く押す”では点灯しないため不便です。

改めてあれこれと重量測定。



「GENTOS 閃 355」「単四エネループ 3本」「cheero Power Plus 3 2個」「中華ライト 2個」で834g。これが名古屋300と名古屋400で使った組み合わせです。


「HL-EL540RC」に予備バッテリー2セットだと487g。あくまでもカタログ値ですが、「強」で15時間使えることになります。実は中華ライトにワイドアングルレンズを装着したことで、あの強烈な明るさが影をひそめて「HL-EL540RC」と同等になっています。


ということで、明るさとランタイムを同じようにすると369g。これの唯一の問題点はバッテリー交換が必要ということです。実際にテストしてみましたが、かなり面倒です。


中華ライト1灯なら353g。


キャットアイ純正の単3形ニッケル水素充電池3本で89g。


エネループなら3本で78g。なぜ3本なのかは。。。


2011年ごろにジテツウで使っていた「GENTOS SF-353X3」。


「GENTOS SF-353X3」と中華ライトを組み合わせると626g。


「GENTOS SF-353X3」2灯体制でエネループだと527g。「GENTOS SF-353X3」は十分に明るいため、これで良いような気がします。


ブルベらしく2灯体制の割にはシンプルになりました。


実際は写真より少し暗く感じますが、それでも十分に明るいため、山間地も大丈夫そうです。


このライトをハンドルの下側に装着させると、トップチューブバッグが使えなくなるという欠点がありますが、次回はこのバッグを使うため無問題。

ということで、「GENTOS SF-353X3 2灯体制で決定!!」となったと思った矢先、先人の方の経験談により、この話は振り出しに戻ります。

続くかも。

ついでに、モバイルバッテリーの件です。


モバイルバッテリーで「Garmin Edge 500」と「ATLAS ASG-CM31」に給電させていますが、600の場合は2個必要になります。これで281g。


「cheero Power Plus 3」は1個で250g。実はエネループのモバイルバッテリー2個よりハイパワー出力です。

メモ.

HL-EL540RC + 専用電池12本 = 487g
SF-353X3 + エネループ9本 = 419g

中華ライト + cheero Power Plus 3 = 353g
SF-353X3 + キャットアイの電池6本 = 363g

GENTOS 閃 355 + 単四エネループ 3本 = 136g
(中華ライト + cheero Power Plus 3) * 2 = 698g

HW-888h ?



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