気の迷いからか「ブルベにROMA(改)を使ってみよう」などと考えて、ホイールを注文したのが3月で、そのホイールが仕上がってきたのが4月末。待っている間にフェニックスを買ってしまったことで、そのホイールが「要らないもの」になってしまいました。
LupoD用に買った最初の手組ホイールのハブはXTRですが、頑丈なリムを選んだため、上りが辛いです。それで2セット目の手組ホイールにはXTのハブにそこそこ軽いリムで組んでもらい、ROMAで使ってきました。気の迷いの発端は、XTRのハブに軽いリムを使ったらどんなホイールになるのだろうかという興味本位でした。
「ディスクブレーキをオンロード用途で使うのだから軽いリムで良いハズ」という思い込みは、ROMAを購入した当初からありました。しかし、なかなかそのようなホイールは現れません。※庶民価格という意味で
手に入りやすい軽量リムを調べてみると「ZTR Alpha340 RIM」なるものがあることが分かりました。あまりにも軽いためデメリット面を調べてみると、ニップルのところが補強されていないためテンションを高めると割れてしまうらしい。幸いにも今回は32Hで使うためテンション低めでも何とかなります。
で、仕上がってきたホイールがこれです。
手に持ってみると明らかに軽くなっています。とりあえず実測してみます。QRとリムテープ無しの状態です。
フロントは0.67kg。
リアは0.79kg。
合わせて1.46kgなり。32Hで組んでいる割にはとても軽量です。
シクロクロスレース用途の「ZTR IRONCROSS Pro ホイールセット 前後で1430g」という軽量ホイールが発売されていますが、それは低圧で使うリムのため、オンロードでは使うことができません。よって「ZTR Alpha340 RIM」を32Hで組んでもらうことで、オンロード用途のホイールが出来上がるのではないのかと思ったのです。
ROMA(改)には「GP4000S2 23c」を使ってきましたが、ブルベ用に購入した「グラベルキング26c」を使います。重量は2本で70g(カタログ値)重くなりますが、組み直してもらったホイールは2セット目のホイールよりも320g軽くなっているため、快適性と軽量化を手に入れることになります。
ということで、ビアンキROMA(改)の“今回の”リファインは完了です。ノーマルパーツはFDとシートポストだけです。
ディスクブレーキ対応の軽量ホイールを手に入れたROMAの走りはいかに?