マッドガードさえあれば路面が濡れていても問題ないため、ジテツウにおいて雨中走行をしなくてもマッドガードは必要です。ただ、実用性とか見た目とか考慮するとどれにするのか悩むところでもあります。
LupoDでジテツウをしていた時は、見た重視で細めのフルカバータイプのマッドガードを使いましたが、走行中にステーが外れてホイールに巻き込み、スポークが折れたというトラブルがありました。
ステーが外れにくいものを選んでフルカバータイプを買い直しましたが、ROMAで使っている時にリア側が走行中に割れてしまいました。見た目に拘ってタイヤのカーブに合うように無理やりマッドガードを固定していたため、振動でバキッと割れたのです。
フルカバータイプを諦めてクロスバイクらしく、フロントはダウンチューブ固定型、リアはシートポスト固定型を使ってきましたが、どうにもこうにも見た目が良くありません。晴れの日に見るとカッコ悪いのです。かといって、路面が濡れているときだけいちいち装着するというのも面倒です。
車載とか輪行をしないのなら、実用性も見た目も良いフルカバータイプを使いたくなりますが、フルカバータイプの場合は、タイヤの幅に合わせて選択する必要があるため、使うタイヤの幅を決める必要があります。
ROMAのタイヤは23c、26c、28c、35cを試してきましたが、LupoDとの住み分けとして、ROMAはジテツウ専用という位置づけにしたため、今後は35cでいきます。
ということでポチッ!
「復元力のある折れない材質」って何なんでしょうね。ポリカーボネートでしょうか。内側にアルミ箔みたいなものが貼られていて「シルバー」に見えるようになっています。
触った感じは「サイクルデザイン フェンダー リジット700C用」より柔らかいので、走行中にバキッと割れる可能性は少ないかもしれません。サイクルデザイン製とは違って、ディズナ製はタイヤのカーブに近いという点も評価できます。
ステーを留めるネジは一通り添付されていますが、チェーンステイブリッジに留めるためのネジがありません。ディスクブレーキの場合はさらに2つ必要になりますが、その辺は現物合わせになるため、「添付されているネジが使えない」というクレームを排除ということでしょうか。
ちゃちゃと装着できるかと思ったら、そんな簡単な事でもなく、まさに「現物合わせ」の作業になりました。まずは使えるネジを探す手間、ディスクブレーキに干渉、フロントもダボ穴が使えない…
リアはディスクブレーキと共締めさせました。
フロントはLupoDの時のように「ビバ クイックエンドアダプター」でなんとかなるかと思ったものの、ROMAのフォークの爪に干渉して使えません。
仕方なくクイックシャフトに通すことにしました。これだとホイールを外すのが面倒になりますが、ジテツウ専用ですし、35cタイヤですから、今後はホイールを外す機会は激減するはず。
サイクリング仕様からジテツウ仕様に変更したROMAですが、ようやく最終形態になってきました。
あといじる箇所としてはブレーキを標準仕様の油圧式に戻すくらいでしょうか。23cタイヤで油圧式ディスクブレーキだと、タイヤがすぐにロックして怖い思いをしますが、35cならタイヤが負けることはないはず。
この角度から見るとシルバーのフルカバータイプのマッドガードの良さを最大限にアピールできますね。(固定位置を確定できていないため、ステーを短く切っていません)
クラシカルタイプのリフレクターを装着すると雰囲気が良くなりそうですが、アルミ材ではないため、耐久性がどうなのか…