ツールド段戸山

地図を眺めてみたら近場でまだ走っていないルートがあったので、「段戸山ヒルクライム」をメインに段戸山の周囲を走ってみることにしました。

本日のコースです。


激疲れになると、自宅までもう少しという区間が非常に辛くなるため、王滝渓谷の駐車場を起点にしました。所要タイムとしては完全自走でも大して変わらないのですが、走行距離を稼ぐのが目的ではないので、これからも足助方面に向かう時はここを利用することにします。


足助で小休憩をとってからヒルクライムに突入となりますので、今日は足助八幡宮にしようかと急に思いついたのですが…。なんと“初”立ちゴケしちゃいました。肘と膝を強打してものすごく痛いです(血が出ているし)。我ながら転ぶのがヘタですねぇ。抵抗せずに肩から落ちれば膝を痛めることもないのに。


立ちゴケの原因はこの段差です。境内に入るためには歩道を走るしかないのですが、歩道が狭いため段差を斜めに乗り越える必要があるのですが、ちょっとした段差かと思ってそのまま突き進むと、カグッと前輪が完全ストップしてそのまま倒れたというわけです。予定外の行動を取るとダメですね。


立ちゴケのショックからテンションダウンの中、ヒルクライムのスタート地点「萩野小学校」に到着です。ここから「大多賀峠」までの約11kmを延々と上り続けます。「段戸山ヒルクライム」の制限時間は、1時間15分らしいので、とりあえず1時間を目標に頑張ってみます。


ヒルクライムとしては「なーんだ大した事ないじゃん」と思いながらも坦々と上り続け、これなら結構良いタイム出るかもと甘いことを考えていたら、なんと8km地点付近から“激坂”になってしまい、速度が7~8km/h程度まで落ち込むし、ダンシングが必要になったりして、滝汗状態でなんとかゴール。タイムは58分37秒という平凡と言うか「平均登坂速度600m」そのものの結果でした。


「段戸山ヒルクライム」としては「大多賀峠」がゴールになっていますが、その先にも上り区間はあります。


「段戸湖釣池」まで上ると平坦になります。「ここがゴールか~。ようやく終わった」と休憩タイム。


リスタートするとなんと目の前に激坂登場です。なんということか、ここからが本当の激坂の始まりでした。ダンシングする体力も残っていないので、ひたすら蛇行走行で上り続けますが…


カーブミラーのところで再び休憩タイム。激坂と記念写真を撮ってみましたが、雰囲気は伝わるでしょうか。


で、ほんとうのゴールはこの「炭焼きは地球を救う」と書かれている柱です。ここからはしばらく快適なダウンヒルを楽しめます。


再び狭い道路を走ることになりますが、真夏とは思えない涼しい風がとても気持ち良いですよ。


のんびりと下りを楽しんだ後は激坂の上りに突入します。左前方に良い感じの坂が見えますが、序盤はまだ急坂レベルです。


グランフォンドin奥三河」の時に通って後悔した「さいの神峠」ですが、前回は山間地を100km走った後に上ったため、むちゃくちゃ大変な坂のように感じたかもしれないと、改めて今日も走ってみることにしたのですが、結構大変な坂であることには変わりはなかったです。

立ちゴケで強打した膝がズキズキと痛むため、予定していた峠越えを1本諦めて、国道257号を北上することにしました。(この判断は結果的に正解でした)


道の駅「アグリステーションなぐら」で休憩タイム。ベンチで10分ほど横になったら体力が戻ってきました。


トンネル内で嫌がらせをするトラックが多いため、川手トンネルでは歩道を走りました。ただ、自転車が走れる歩道は片側しかないことが多いので、「自転車は歩道を走れ」という言い分はどうかと思いますよ。たまたま進行方向の歩道がこのように広ければ素直に歩道を走りますけどね。


矢作ダムへ向かう道路は2本ありますが、今までは(愛知)県道356号を走っていましたが、今日は(岐阜)県道20号を走ることにしました。「ずっと下り」と書かれたブログを見たからですが、先日の恵那山の帰路に車で走ったときに本当にずっと下りなのかなぁと疑いましたが、やはり「ずっと下り」ではありません。上り区間が結構な頻度で現れるので、対岸の県道を走っても疲労度としては大して変わりませんね。交通量も県道356号が少ないです。


矢作ダムに到着。いつもとは違う角度でダムを記念写真。


さて、本日のヒルクライムの2本目は「旭高原元気村ヒルクライム」です。GIOSアンティーコで上った時はムリさえしなければ結構楽勝という感じがしましたが、さてロードの場合はどうなのか試してみたいため、このオプションを設定しました。


予想外にフラフラになりながらなんとかゴール。タイムは38分45秒でした。やたらとダンシングが必要となったため、激疲れです。「もっと軽いギアが欲しい~」と叫びたくなる区間が多かったため、12%を超えるような上りが続く場合は、GIOSアンティーコを使ったほうが圧倒的に楽です。(ロードをトリプルにすれば全て解決となるのですが、見た目が悪くなるのが悩みどころです)


ちょっと遅めのランチタイム。「うどん定食(900円)」をガッツリいただきました。今日の走行も残り僅かですから、ここで炭水化物をたっぷり補充する必要はないのですが、明日に備えての補充です。


すんなり国道153号を走るのは面白みに欠けるので、県道を走ってみることにしました。県道357号は快適な下り区間になっていて、このまま気持ちよくゴールできるかと思ったら、県道33号に入った途端ずっと上り、県道344号で再び下りになったと思ったら、県道358号は山間地そのもので峠越えの雰囲気。ヘトヘトになりながら足助街道を走るも岡崎方面へ向かう橋のところで限界状態に達したため、10分ほど座り込む。自宅まで自走だと気が重くなりますが、とりあえず王滝渓谷までなら…

ということで本日の走行距離は約119kmで、累積獲得標高差は2218mでした。



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