岐阜の峠巡り「グランフォンド恵那」

輪行の時はブロンプトンまたはアンティーコを使ってきましたが、次回の静岡遠征はロードを使用するため、ロードで輪行した場合の練習を兼ねてJR恵那駅を起点に恵那市周辺を走ることにしました。立ち寄りポイントは「保古山」「苗木城跡」「切越峠」「遠ヶ根峠」「蛭川峠」です。

本日のコース

JR恵那駅をスタートして周辺をぐるっと回ります。

本日の標高

殆ど平坦区間がありません。


愛知環状鉄道からJR中央線に乗り換えて「恵那駅」に向かいます。往路の輪行は順調です。


8時7分、JR恵那駅をスタート。サイクリングに最適な晴天日です。


まずは「根の上高原」を目指していますが、恵那からずっと上りです。それも尋常じゃないほどの急坂が延々と続くのです。


9時15分、ようやく「保古ノ湖」に到着。標高が880mくらいあるので、それなりに涼しく感じます。10分休憩後、「保古山ヒルクライム」に突入。


湖の周遊道を外れて「保古山」へ向かう区間に突入すると、いきなり激坂です。平均勾配9.2%になっていますが、瞬間的には16%を超える箇所もあります。滝汗で突き進むといきなりダートになり、その先は電波塔になっていてジ・エンド。どうやら展望台へは“登山”を強いられるようで、このままUターン。


「根の上高原」から中津川市内まではひたすら下りです。ガーッと下り続けても、まだまだ山奥のようで、恵那から「保古山」を目指してひたすら上ってきたことを実感。


JR中津川駅の巨大な提灯。実はこれを見るためにJR中津川駅に立ち寄ってみたのです。


11時18分、「苗木城跡」に到着。地図を見る限りは木曽川沿いにあるのかと思ったので、「玉蔵橋」を渡り川沿いの市道を走ってみました。この市道は途中から路面がダートになっていて、1kmほどハイキング。ところが「苗木城跡」への入り口は国道257号沿いにあって、大幅なロスタイム。


「苗木城跡」からの景色1


「苗木城跡」からの景色2


そして天守閣跡。


さて、中津川観光はこれでオシマイ。第二部の「峠巡り」に突入前にコンビニで補給タイム。


「切越峠」へ向かう県道70号を走っていると「滝汗で走るよりは川遊びがしたいなぁ」と思える風景にため息。ボケーッと走っていたせいか国道に戻ってしまうミス。


Uターンして「峠」へ向かうルートを探索すると標識がありました。


13時42分、ひたすらひたすら上り続けること53分、ようやく「切越峠」に到着。「峠」を示すものはありませんが、登山道の入り口が頂上です。この峠道の途中に1箇所だけ自販機が設置されているので、そこで10分休憩をとっています。


引き続き「遠ヶ根峠」に向かいます。


14時20分、「遠ヶ根峠」に到着。所要時間は約23分でした。そろそろ脚が疲れてきました。


「蛭川峠」の入り口ですが、ここに入らなければJR恵那駅にちゃちゃと向かうことができます。さてさてどうしたものか小休憩。わざわざ恵那までやってきて峠2つでは物足りないので、やはり3つ目に行きますか。


ところがところが………。上り始めるといきなり激坂の直線です。勾配10~14%が続きます。帰宅後に調べてみると、「蛭川峠」は、最初の平坦区間を除けば、距離2.9kmで獲得標高298mで、平均勾配10.3%という激坂峠でした。


15時6分、「蛭川峠」に到着。所要時間は約26分でした。むちゃくちゃキツイ峠でした。もし愛知の激坂巡りをやっていなかったら、途中でギブアップしていた可能性大。激坂にも慣れたのでなんとか上りきることができました。


ガーミンのグラフはギザギザにならないように補正されていますが、実際に上ってみると勾配が20%を超えている箇所がいくつもあります。


「蛭川峠」は車が全く通らない寂しい峠道です。「熊」が出没しても不思議ではありませんね。


「蛭川峠」からはひたすら下りです。「もういいや」と飽きるほど下り続け、プロンプトンで昨秋訪れた「笠置峡」を経由してゴール目指して走り続けます。ところが国道418号は2.5kmほど急坂が続きます。空模様が怪しくなってきて雷がゴロゴロと鳴り続け、もうすぐ上る終わるという地点で「雨」。慌ててカッパを着こんで下り始めると、なんと3分で晴天。ピンポイントで雨が降っていたようです。


いつもは回避する国道19号を気合を入れて走ってみました。若干の下り区間ということもあって35~45km/hで走行可能でしたが、平坦区間をムリに走っても“標高”の上積みはできないので、JR釜戸駅から輪行で帰ることにしました。16時22分、JR釜戸駅に到着。しかし、タイミングが悪くて電車に乗車したのは1時間5分後。各駅停車は本数が少ないので非常に効率が悪いです。午後3時頃に国道19号の交差点に出たら、そのまま自走で帰るつもりでしたが、結果的に1時間15分遅れだったため、輪行を選択。しかし、輪行で帰るのならば復路の電車の時間を調べておくべきでした。

走行距離106.9km、獲得標高2456mでした。(ガーミン500が途中でハングアップしたためルートラボの数値を採用)



関連エントリー