山岳ブルベ中部200の準備

AR中部さんが設定するコースは毎年さらに過激になっていくのは気のせいでしょうか。難易度を高くしても簡単にクリアしてしまう人が多いので、翌年は難易度がさらに高まるという過酷ブルベスパイラル。完走率が50%を切ればリセットされるのでしょうか。

昨年の中部300をブロンプトン弐号機で認定完走できたので、今年も中部のコースをブロンプトン弐号機で参加しようかという目論見はすぐに砕かれ、アンティーコですら完走できそうもなく、ニローネを投入することに。。。


タイムテーブル

中部200のコースをルートラボで引いてみると過去に走ったことがある峠道があるのですが、いやはやものすごくマニアックなコース設定ですよ。“峠巡り”を趣味にしていた時期に走ったことがあるだけで、今なら走ろうとは思わない過酷な峠道です。


「熊注意」の峠道。熊避けの鈴は必須です。

路面状態も悪いため、PRO4SCではちょっと不安です。WH-7900-C24-CLとGP4000Sの組み合わせは過去に嫌な思い出があるため回避。そこで「パナレーサー グラベルキング 700x26c」を投入します。グラベル(砂利)の道も走ることができるタイヤですから路面状態が悪い峠道も安心です。

さて、週末の天気はどうだろうかと先週から岐阜県の予報をチェックしてきましたが、残念ながら3月8日(日)は「曇り時々雨」になっています。タイヤは問題なくてもエンジンが心配です。50歳を過ぎるとちょっとしたことで体調を崩すようで全く無理ができません。

ドシャ降りならDNSですが、「曇り時々雨」ならタイムを気にせず完走だけを目的に出走しますが、できる限りの準備は必要です。

以前、LupoDで使っていたロードバイクでも使えるマッドガードを装着しようとしたら、残念ながらフロントフォークに余裕がありません。何かないものかと発掘作業をしてみると、何のために買ったものなのか分からない「ZEFAL DEFLECTOR FC50 フロントマッドガード」が出てきました。


ZEFAL DEFLECTOR FC50 フロントマッドガード」はシフトワイヤーに干渉するため、ちょっと工夫して装着。この位置より上にするとタイヤと干渉します。


リアの泥除けは「FLINGER SW-PS1R ポータブルフェンダー」。

サドルバッグも防水仕様のものが必要です。そこで今まで出番が全く無かった「オルトリーブ サドルバッグ M」を使います。重いものをサドル周辺に装備するとダンシングでふらつくため、「オルトリーブ サドルバッグ L」も随分前から使っていません。今回は超軽量輪行袋と簡易雨具を収納させるだけですから、「M」で十分です。


次回の中部ブルベは200kmですから、長時間の夜間走行はありません。例の中華ライトの防水性がイマイチ分からないため、ブルベ御用達のライト「HL-EL540RC」を使います。300kmならHL-EL540RCを2本使いますが、200kmなら1本で十分です。もちろん「GENTOS 355B」を併用します。


さて、「パナレーサー グラベルキング 700x26c」を使うと走りにどのくらい影響するのか気になります。昨日試した範囲では路面からの振動を大幅に抑えてくれていますが、ジテツウコースではどうでしょうか。残念ながら今朝は強風のため単純な比較はできていません。

LupoDで28cのタイヤを試した時と同じように路面が荒れていても気にせずに走ることができます。LupoDよりホイールが前後で500g以上軽いため、当然ながら「上りが大変」という印象はありません。「WH-7900-C24-CL + パナレーサー グラベルキング 700x26c」なら「アルテグラのホイール + 軽いタイヤ」よりは軽いため、今までより少し重くなった程度です。26cを使っても「WH-7900-C50-CL + PRO4SC」より軽いので「漕ぎ出しが大変」ということもありません。

まだサンプル数は少ないですが比較データ

PRO4SC (Dura-Ace WH-7900-C24-CL)
 アベレージ:24.7km/h 平均心拍数:155bpm
 アベレージ:24.1km/h 平均心拍数:149bpm
 アベレージ:24.1km/h 平均心拍数:149bpm

グラベルキング (Dura-Ace WH-7900-C24-CL)
 アベレージ:24.1km/h 平均心拍数:144bpm
 アベレージ:24.5km/h 平均心拍数:151bpm
 アベレージ:24.1km/h 平均心拍数:149bpm
 アベレージ:24.1km/h 平均心拍数:148bpm
 アベレージ:24.1km/h 平均心拍数:151bpm

週末の天気が気になります。さてどうなのでしょうか。


日曜日の天気予報がいつ間にか変わっています。でも、山の天気は変わりやすいため、雨具を携帯すへぎでしょうね。



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