ハンドル周りが重くなることが嫌で、バッテリー分離式のライトを選び、さらに400kmや600kmのためにランタイムが長くなるような構成にしましたが、軽くしたつもりが逆に自転車が重くなったような気がしました。
モバイルバッテリーは4個で782g
内訳
・サンヨー時代のリチウムイオンバッテリー 136g (*1)
・パナソニックのモバイルバッテリー 145g (*2)
・cheero Power Plus 3 251g × 2個
眩しさ対策を施した中華ライトは2個で198g
トンネル通過時に使う「GENTOS 閃 355」は135g
合計で1115gもあります。
(*1)と(*2)は念のための予備品です。
名古屋400の時は夕方の5時から翌朝の7時までライトを点灯させ、さらに「Garmin Edge 500」と「ATLAS ASG-CM31」にも給電させていましたが、「cheero Power Plus 3」が持ちこたえてくれました。しかし、さすがに合計重量が「1115g」もあると重いわけです。
そこで、山間地をひたすら走ることになる中部300のために装備を変更します。
「HL-EL540RC」は2個で463g。
ランタイム ※カタログ値
点灯(ハイ):約5時間 (アルカリ:2時間)
点灯(ロー):約15時間 (アルカリ:9時間)
ジテツウで「HL-EL540RC」の2灯体制を試していますが、街灯が無い区間になると「弱(ロー)」では暗く感じます。
トンネル通過時は片方だけ点灯させる。
夜間の山間地の下りは両方とも「強」にする。
上りと多少なりとも街灯がある区間は両方とも「弱」にする。
平野部で街灯が無い区間は片方だけ「強」にする。
ということをすると、ランタイムは8~9時間でしょうか。
深夜0時頃にゴールできるようなブルベ300kmならそれでも十分ですが、次回の中部300はゴール時刻が5時近くになります。つまり、11~12時間もランタイムが必要です。
「HL-EL540RC」は専用電池だけでなく通常のアルカリ電池も使うことができます。
アルカリ電池ではコスト高になるため、単三のエネループを8本で219g。
と思いましたが、「キャットアイ(CAT EYE) #534-1891 ニッケル水素充電池 4本セット HL-EL540RC/HL-EL540専用」を急きょ注文。
左側は山間地の下りだけ「強」を使い、なるべく省エネに徹して、右側だけ途中でバッテリー交換という作戦。 ※それでも足りない場合はコンビニでアルカリ電池を調達
「Garmin Edge 500」と「ATLAS ASG-CM31」の給電のためにパナソニックのモバイルバッテリーが145g。
これらを合わせると約720gでしょうか。
名古屋400の装備から“予備”を外せば834gですから、“電池4本分”だけ軽量化となり、これでは誤差の範囲ともいえますが、あれこれ試すのもブルベの楽しいところですから「まっいいか」という感じです。
昨年の北陸ブルベ400能登イチの時は中華ライトのバッテリーを4本携帯しました。それだけで204g×4で816gもあります。これに中華ライト2個、「GENTOS 閃 355」1個、モバイルバッテリー2個を含めると1422g。重かったわけです。
・山間地の下りのための明るさ
・ランタイムは最低でも12時間
これらを満たしつつ、なるべく軽くしたい。なかなか難しい課題です。