ブルベ名古屋600の試走

BRM518名古屋600のQシートからルートラボで走行ルートを作成してみました。これをアトラスへインポートさせて使うわけですが、距離が長いゆえに迷わないようなシンプルなコース設定になっているようです。
20130518名古屋600(1)
20130518名古屋600(2)
20130518名古屋600(3)

昨年は「夜間走行NGルール」があったため、とりあえず自宅を5時スタートで下呂まで走り、ルート的に物足りなさを感じたので、勾配がキツイ中津川経由で暗くなる前に帰宅。
ツール・ド・下呂アゲイン275

走行距離: 274.5km
高度上昇値: 2,412m
平均速度: 24.6km/h
所要時間:13時間40分

この体験から「ブルベは難しくないだろうな」「要するに夜間走行をやるかやらないかだけ」と憶測であるにしても感じていました。

しかしながら「やれる」と自分で思っていても実際にやらなければ「言っているだけ」となってしまうため、今シーズンは公式にブルベに参加しているわけで、200km、300km、400kmを順調にクリアさせてきました。

家族には未だに「夜間走行はダメ」と言われていますが、「独りで走るわけじゃないから」「眠くなったら仮眠を取るから」「明るいライトがあるから」とあれこれ説明して、とりあえず何事も無く帰宅している間は「しかたない」という雰囲気にはなっています。

SR認定ゲームのラストステージとなる「名古屋600km」が今月の18日に開催されます。200kmの時からライト類をあれこれ変更してきて、600km対策でさらに変更します。ブルベデビューイヤーということもあって、装備については試行錯誤でやっているため、200km、300km、400km、600kmそれぞれ装備が違うというよりも、煮詰めてきているという状態にあります。200kmの時の荷物が一番多かったというのが実情。

ブロンプトンの遠征はブルベよりも過酷であるため、GW期間の遠征の疲れが未だに取れません。さらに昨日(5月11日)は一日中“雨”予報となっていたため、BRM511中部400をDNSしました。今シーズンはあくまでも「SR認定ゲーム」としてやっているため、400の認定後にムリしてまで走る必要はありません。600の認定を確実に取ることが最優先となり、さらに土曜日を出勤したことで、BRM518の後の月曜日を休むことができます。

週間予報では日曜日(5月12日)も“雨”となっていましたが、前倒しになったようで金曜日の午後から雨となり、日曜日が晴れ。そのため、金曜日の復路は雨のジテツウとなってしまいましたが。。。

休養の予定をしていた日曜日。しかし、晴れ予報ならば「600の認定を確実に取る」ためにBRM518の試走をやります。下呂までは問題なしで、そこから高山までも気になる点は全くありません。昼過ぎに高山で折り返し、途中で夜間走行になりますが、難易度が低いシンプルコースゆえに特に問題なく豊田市内まで戻ってくることはできます。よってこの区間の試走の必要はなし。

問題は深夜から早朝に掛けて走ることになるPC4~PC6の区間と向風に苦しむPC6~PC7の区間、そして寝不足状態で走ることになるPC7~ゴールの区間、PC4~ゴールの走行距離は約240km。豊田市内に戻ってくると気が緩む可能性が非常に高く、何かトラブルが起きるとすれば、この約240kmの区間となります。「どこで仮眠を取るのか」、「コースアウトしてしまう可能性はあるのか」の2点を確認しておく必要があります。

BRM518のタイムテーブル
BRM518のタイムテーブル

600km走る場合、どのくらいの休憩が必要になるのか予想すらできないため、普通に走った場合の時間割をベースに作成。休憩を余分に取った場合はその分だけ後にずらしていくことにします。よってチェックすべきはあくまでも「走行ペース」となります。

「600kmを40時間以内で」となっているため、600kmを「300km×2回」と考えれば、「16時間+6時間+16時間」で割り降り「2時間」の余裕を残してゴールできます。そのつもりで「6時間寝る場所」を検討してみましたが、どうやら各PCにはクローズドタイムが設定されているようで、途中でガッツリと睡眠を取って、後半で挽回すれば良いという作戦は取れないようです。

走行シミュレーションによるとPC4到着が0時8分。PC4のクローズドタイムが5時16分。つまり、PC4の手前で6時間も睡眠を取るとタイムアウトになります。PC4の後ならばPC5までに余裕があるため、“急げば”なんとかなりますが、ギリギリすぎます。よって「6時間の睡眠」という案は却下。前半で2~3時間の仮眠、そして余裕があれば後半で2~3時間の仮眠が現実的。

ということで、仮眠場所の再確認を兼ねて「PC4~ゴール」の区間を走ります。


いつもの「三連水車公園」。ここには屋根つきの休憩スペースがあって、日曜日の昼間は外人さんたちがBBQをやっている頻度が非常に高いところです。2年くらい前になりますが、トイレ横の空きスペースには自転車乗りホームレスの人が数か月も滞在していたことから「居心地が良い公園」と言えます。PC4から100mほど離れた場所ですので、PC4のレシートを確保した後に仮眠するのならここが候補。


5時8分、PC4をスタート。しばらく走ると名古屋200kmのコースを完全トレースすることになります。

なぜ、わざわざ同じコースにするんだろう。300kmもそうだったように何か拘りがあるのかなと疑問に思いながら走り続けます。


7時39分、PC5。缶コーヒーとアンパンで198円。


PC5→PC6の区間の峠越えは初心者コースらしく緩く、いつもならアウターギアでクリアできますが、今日は残り200mほどでインナーギアを使用。理由は後述。


9時40分、PC6。グレープフルーツ水と豆大福粒あんで205円。

ここまで走って、なぜ200kmのコースをそのまま使うのかなんとなく理解。深夜から早朝に掛けて走る区間ゆえに頭が回りません。よって複雑な新規ルートを設定するとコースアウトする可能性が高くなります。そこで何度も走ったことがあるコースにしておけば何も考えずに走ることができ、さらにコース状況が分かっていることでペース配分がしやすくなります。初心者向きの緩いコースゆえに疲労が蓄積されていてもなんとかなるというメリットが一番大きいかもしれません。


PC6→PC7の区間は向風区間となり、精神的に非常に辛い。仮眠場所に想定している場所が思いのほか遠くて、途中で小休憩。ここは早い時間帯に通過しなければ「暑くてたまらん」となりそうです。


行楽日和ということもあって激混みの某所ですが、ベンチが設置してあるここに来る観光客は殆ど居ないようです。これなら十分に仮眠できそうです。


12時43分、PC7。腹が減り過ぎて途中で気持ち悪くなってきたため、ここでガッツリと補給(海老天丼と大盛りどん兵衛と果物もも水で588円)。しかし、伊良湖岬に近いコンビニということもあり、観光客が立ち寄る確率が非常に高いため、弁当類の棚の空きが目立ちます。あまり遅い時間になると弁当の調達が難しいかもしれません。PC7までの区間にいくつもコンビニがあるため早めに補給しておくか、余裕があればグルメを楽しむのが良いかもしれません。なお、伊良湖岬はすぐそこですので、時間に余裕がある人は立ち寄ってみるといいかも。ブルベのコースから外されている理由は「立ち寄った証拠」を得るのが難しいからとのこと。


PC7からは追い風基調になるため、ようやく脚が回り始め、「昼寝ポイント」に立ち寄ってみました。天気が良い日、この芝生に横になると気持ちよく昼寝ができます。今日も爆睡しそうになったため、慌ててリスタート。


名古屋600のコースには急坂、激坂が殆どないため、平地用の「WH-7900-C50-CL」を使います。当然ながら「tradizione ZERO(トラディツィオーネ ゼロ)」に比べて速度を維持させるのが楽です。30km/h以下ならエアロ効果云々は関係ないのですが、速度維持が楽というのは平野部をひたすら走る場合に役に立ちます。さらに下りから平坦に変わった後の速度の伸びには改めて驚きます。ブルベの場合、上りは負荷を掛けずに“まったり”“ゆっくり”走るため、ひたすら上るわけでなければC50でも問題ありません。平地用のスプロケット12-23Tを使いましたが、残念ながらこれは失敗。11-28Tならば、名古屋400のコースでもインナーギアを使ったのはヒルクライム区間のみですが、12-23Tの場合は今日のPC4→PC7の区間で数回程度はインナーギアが必要になりました。「ちょっと足りない」と感じることが多いため、BRM518の時は12-25Tを使う予定。


「予備のスポーク」を携帯していないため、バッグ類を変更。よくあるツールボトルは見た目ほど荷物が入りません。そこで100均で見つけたペットボトルカバーをツールボトル代わりに使います。神奈川の「はる姉さん」がオシャレなアイテムを使っていたので真似してみましたが、近所のダイソーではデザイン云々のレベルのものが無いため、今回は見た目を無視。モバイルブースターをトップチューブバッグに入れるとダンシングの時に非常に邪魔になります。300km、400km、600kmの時はモバイルブースターが必須になるため、これをどこに収納するのかが課題となっていましたが、100均のもので「吊り下げ式トップチューブバッグ」自作しました。費用は300円なり。ちょうどモバイルブースターを2個収納できます。


県道2号を初めて走った時は、何も知らずに車道を走りましたが、恐怖体験そのものでした。自動車も大型車もアホみたいな速度でかっとんできます。ここで取り締まりをやれば捕り放題だと思うのですが、今まで見たことがありません。2回目からは歩道をゆっくり走ることにしましたが、難点は2箇所の歩道橋を上ることです。橋を渡った先の交差点で左側に移動して車道を爆速するのか、それとも歩道橋を上ることになっても歩道を走るのかは各自の判断。ちなみに、ここを走るサイクリングイベントについては歩道走行が原則になっているようです。

早い時間帯なら豊橋市内の渋滞に引っかかることなく突破。途中のコンビニでクーリングタイム後にラストスパートとなります。(オランジーナとガリガリ君で187円)


いつもの御油の松並木。


旧東海道から国道1号に合流した後は、国道1号を気持ちよくガッーと走り、藤川で旧東海道を再び走り、そして国道1号。。。のようにいつもは走るのですが、ブルベのコースは本宿から脇道に入ります。国道1号をガッーと飛ばしている区間ゆえに、見落としやすいポイント。そしてそのまま往路のコースを走るのではなく、距離合わせの都合上「渡橋」を渡って安城市に入り、北上してゴールの柳川瀬公園に向かうわけですが、16時台で岡崎市内は既に渋滞しています。信号も多く、結構なタイムロス。安城市から北上する道路も交通量が多い時間帯になるとさらにタイムロスとなります。そして自転車通行禁止の区間は地下道を歩いて通過することになるため、ラスト10kmの区間はペースが乱されますが、精神的な余裕を持って、焦らずに突破したいものです。


16時53分、ゴール。

本日の走行データ
20130512名古屋600の試走

距離: 248.4km
高度上昇値: 1,477m
平均スピード: 24.5km/h
平均心拍: 136bpm
平均バイクケイデンス: 83rpm

PC4→PC5 25.3km/h 129bpm 84rpm
PC5→PC6 25.4km/h 146bpm 84rpm
PC6→PC7 22.6km/h 140bpm 80rpm
PC7→ゴール 25.7km/h 136bpm 86rpm

全般的に、難易度が低く、分かりやすく、走りやすい初心者向きの緩いコースだと思いましたが、あくまでも「600km走ること」が目的ですので、良く考えられたブルベ向きの最適なコースだと感じました。仮に私がコースを設定すると完走率が50%を切るかもしれません。




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