半田の矢勝川堤の彼岸花2020

今年の彼岸花の開花が全般的に遅いため見ごろがいつになるのか見当がつきません。中日新聞の記事によると逢妻女川の彼岸花が10月に入って見ごろになったらしいので、もしかしたら半田の矢勝川堤の彼岸花もそろそろでしょうか。

今年はコロナ禍の影響で臨時駐車場とかシャトルバスが無いらしいので、自転車で往復することにしました。撮影機材はフロントバッグに「α7III」、大きいウエストバッグに「G3X」を収納しています。機材の運搬にはROMAが良いのですが、半田まで往復する&国道419号の車道を走るためパナモリを使います。ロードバイクを使う理由としては、車道を走る場合はそれなりの巡行速度を求められるからです。

撮影機材
・SONY ILCE-7M3 (α7 III)
・Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM

JPEG撮って出し。

結果的には「G3X」の出番は無かったです。


自転車の最終的な最適化ができてしまうと、逆に飽きもくるため、ポタロード仕様のニローネは休眠中です。現在はパナモリを使っていますが、撮影目的ならスタンドが必須になるため、ニローネから急きょ移植しました。


自宅から1時間5分で「かわら美術館」に到着。国道419号を離れてからのルートを裏道を選択したことで余計な時間が掛かりました。パナモリを使えば数年前とだいたい同じくらいの所要時間ですので、大幅な脚力減とはなっていないようです。上る力は落ちましたが…


衣浦大橋からは寄り道せずに「半田赤レンガ建物」。


そして「矢勝川堤の彼岸花」の東側の端です。以前は無かったような気がするのですが、現在はフェンスが設置されていて土手に近づくことができません。よって名鉄の列車と絡めて彼岸花を撮る楽しみが減りました。


彼岸花だけ撮っても楽しくないため、何かを絡めて撮ります。


基本の焦点距離50mm単焦点レンズです。ここは絞りf/2です。フルサイズ機の50mmでf/2なら背景が良い感じにボケてくれます。


「見ごたえある彼岸花」をいかに演出するのか。結局のところ写真は演出です。


毎年恒例ですが、ここのコスモスは彼岸花とセットで見ごろになります。


東側から堤防道路を歩くと「まだまだ十分綺麗だなぁ」と錯覚しますが、中間地点を過ぎる辺りでこの状況です。たぶんですが、見ごろは3日前だったような。


高浜市の稗田川の黄色い彼岸花は見ごたえありましたが、ここにも少しだけ黄色い彼岸花があります。ただし、ロープで囲まれているため接近撮影は不可能です。


白い彼岸花を背景に持ってきました。ボカしすぎると何が背景にあるのか分からなくなってしまうため、絞りをコントロールする楽しさがあります。ゆえに、明るい単焦点レンズは必要なのです。ここで開放絞りf/1.2を使うと背景が模様になってしまいます。


ゴンが寄り添っているかのように見えます。


青空だったら良かったのに。堤防道路をほぼ押し歩きしていたので、滞在時間は約50分間でした。

本日の走行距離は58.6kmでした。



関連エントリー