硬く固着したBBを外す切り札

FSAのBBの取り付け取り外しも「SHIMANO TL-FC36 ホローテックII BBユニット取付工具」で可能です。ニローネとROMAについてはFSAからSHIMANOのBBに交換済みですが、ジテツウ用途のLupoDは未だにFSAのBBを使用しています。パーツを交換すると必然的に余ってくるパーツもあるわけで、その再利用先がLupoDになりつつあります。

何がきっかけなのか分かりませんが、トルクを掛けて回すとBB辺りからバキッバキッと鳴るようになります。しばらくその状態で乗り続けると収まることがあり、過去2回は気が付けば収まっていたというパターン。しかし、今回は走るのが恥ずかしくなるほど大きな音がするため、異音が収まるまで走り続けるのはツライ。もちろん自然に収まるとも限りません。

ということで、今度こそBBの交換をするかと実は4度目の格闘。左側はすんなり外れますが、硬く固着した右側がどうしても外れません。今回も30分ほど格闘してギブアップ。

自転車屋に持ち込んで外してもらえば良いのでしょうが、自転車屋に持っていくのが面倒で、預けて再び引き取りに行くのも面倒。そもそも自転車屋に頼るのが嫌い(気軽に対応してくれるショップがない)。可能な限り自分でなんとかしたい。

ネットで改めて調べてみると、こういう時のための切り札があるようで、さっそくポチッ。


BBツール シマノ・ホローテック2用 22-703 1,152円+送料
KENOH モンキーレンチ 300mm 1,008円


さっそく使ってみると、なんと「おりゃ!」と足で一踏みしただけであっさり外れてしまった。今までの格闘は何だったんだ。BBが硬くて外れないけど自分でなんとかしたいという人は、上記のセットを買えば解決です。


で、さっそくデッドストックになっていたBBを装着。。。あれ? これもFSAの製品なのに互換性が無いではないか。クランクの軸の太さが全く違います。ちなみに軸が細いクランク用のBBは上記のセットで外すことはできません。


ということで、今回はクランクも交換。これでROMAから外したパーツの全てがLupoDに移植されたことになります。LupoDの標準品はFDとシートポストだけになりました。



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