ブルベのように時間制限があるロングライドの場合は、バッグの重量すら気になるため少しでも軽量化させたいところです。荷物を入れるためのバッグが重ければ、機材を少しくらい軽くしてもムダになってしまいます。
今シーズンのブルベで使っている「オルトリーブ サドルバッグM」は247g。見た目の割にはあまり荷物が入りません。中部200と名古屋400の時は、サドルレールを使ってこのバッグの上に荷物を搭載させるという工夫をしました。
定番中の定番のサドルバッグ「topeakエアロウエッジ」は136g。荷物が入りきらない場合は下側に吊るすような工夫が必要になりますが、吊るした場合の耐久性に疑問があります。
2013年の名古屋600の時はサドルバッグを使わず、輪行袋と雨具をこのようにサドルレールに縛り付けました。
吊り下げ式のトップチューブバッグを自作して、そこにモバイルバッテリーを収納。工具類は100均で見つけたペットボトルカバーに収納。とにかく携帯するものを厳選しても、さらにそれらを収納するための入れ物を工夫した2013年シーズンでした。
今シーズンもあれこれ試していますが、「軽量 サドルバッグ」で検索して見つかったバッグをダメ元で買ってみました。
「ブラックバーン バリアースモールサドルバッグ」は、44gしかありません。これでもいちおう生活防水仕様ですから使う機会が増えそうですが…
妙に小さく感じるため「topeakエアロウエッジ」と並べてみましたが、“口コミ情報”通りに小さいです。
「ウィザード 防水ツールケース(カーボン柄)」と並べてみると、だいたい同じくらいでしょうか。
ツールケースの中身を取り出してスモールサドルバッグに入れてみましたが全て収めることができました。夏場にツーボトル体制で走る場合は、このスモールサドルバッグが役に立つかもしれません。※ブルベを除く
ところで、小さいことを承知で購入しましたが、ここまで小さいとは予想外でした。なぜこのスモールサドルバッグを購入したのか。
それは“保険”のために携帯する超軽量輪行袋を収納するためです。たったの179gしかありません。自転車のジャージのポケットに収めて走る人もいるようですが、私はウエストバッグを使うため、ジャージのポケットがポッコリと膨らむのは困るのです。
当然の如くスモールサドルバッグに超軽量輪行袋は収まりました。まだ余裕があるため、CASTELLIの軽量ウインドブレーカーも収納できます。
今シーズンは「予備タイヤも携帯する」を試みているため、このようにしてみました。しっかり固定できているため走行中に落下することはありませんが、見た目がイマイチです。この位置には雨具を付けるかもしれません。
とここまでやってきて、このスモールサドルバッグは次回の名古屋600では使いません。山間地をひたすら走る場合は気温の高低差が激しいため、念のために携帯するものが増えるからです。
続く。