LupoDを購入して半年経過したころから気になっていたのですが、ショートケージのティアグラではそれほど影響はなく、ロングケージのXTの時は無理やり使っていたため「使えるだけマシ」という雰囲気でした。
月日は流れ、LupoDを最終仕様にしたところ、「これは根本的に解決する必要がある」となりました。アウターローでダンシングするとRD-2400-GSのケージが何かのタイミングでスポークに当たるのです。スポークテンションが低めのホイールが歪むことが原因かと思ったのですが、このホイールをROMAで使った場合はそのようなことは起きません。
スポークに干渉するのも困ったものですが、最近は踏み込んだ時に「ガリッ」と大きな異音がして嫌な感じです。
やっぱり曲がっていますよね。でも、ディレイラーのケージを引っ張って無理やり直すという荒業は使いません。
こういう時に使う専用の工具を買いました。
そう高額なものではないのでクロモリフレームを使っているのなら買っておくと良いかもしれません。ショップでやってもらうと工賃は2000円前後のようです。
説明書を見ると対角線で測って、その差は3mm以内にするらしいです。
水平方向を比べてみると、差は10mmありました。ホイールの中心から測定するわけではないため、実際の差はもう少し少なくなりますが、水平方向でも使っているうちに歪むものですね。
さて、垂直方向はどうでしょうか。
これは酷い。なんと差が40mmもあります。
差が2mm以内になるように少しずつ修正して完了。アウターローにして目視でチェック。なんとなく直ったような気がします。
シフトチェンジしてみるとカリカリと音がするため、ワイヤーがひっぱられる方向にアジャスターを回して解決。ローギアに入れる時の引き量が足りなかったので、もう少し奥に行くように調整ネジを回して解決。
ということで、リアディレイラーの再調整が必要になるほどディレイラーハンガーが曲がっていました。
この工具をグイッではなくグッ程度の力でディレイラーハンガーが曲がるため、リアディレイラーを軽くどこかにぶつけただけでディレイラーハンガーは曲がってしまうのかもしれません。