杣坂峠と本宮山ヒルクライム

新城側から本宮山を上る場合は、途中の「和田の交差点」がちょうど良い休憩ポイントになっています。今まで一度も「ノンストップ本宮山ヒルクライム」をやったことがないため、それに挑戦してみることにしました。

本日のコース

天気予報によると「午後から雨」となっていたため、今日は午前中に完了する「キャスパーで山間地トレーニング2本立て」を予定していましたが、いつの間にか「夕方から雨」に変わったため、急きょ予定を変更して「本宮山」へ向かうことにしました。


今朝まで「今日はトレーニングの日」と決めていたため、ヒルクライムの準備をしていませんでした。ジテツウ仕様のキャスパーで本宮山を上ってみることにしましたが、重さのハンディはどうしようもありません。だからといってインナーギアを使うのは反則ですから、上りで苦しんでもインナーギアを封印したまま走ります。

多くのロード乗りが「くらがり渓谷」へ向かっていましたが、3人列車が200mほど前に見えたため、少しペースアップしてみるとあっさり追いついてしまいました。微妙にペースが合わないため、「ロードがマウンテンバイクに抜かれる」というのは嫌がるかと思いつつパスさせてもらうと、それはそれで抜いたからにはさらなるペースアップを強いられます。くらがり渓谷へ向かう道路はずっと上り区間でもあるわけで、ちょっと後悔。今日は心拍計をつけていないので、どれだけの負荷が掛かっているのか分かりませんが、汗だく。しばらくすると3人列車の先頭を走っていた人のプライドが許さなかったのか、列車を崩して追いかけてきて、ロードらしい速度で追い抜いていきました。あとの二人もすぐに来るかなと後ろを気にしながら先行したロードを追いかける。後ろの二人は結局追いついて来ることは無く分岐点に到着。


今日は田原坂を上らずに杣坂峠を越えて新城へ向かいます。

豊川側から杣坂峠を上ると「峠道」という感じがしますが、岡崎側からだとサイクリング気分で走ることができます。しかし、昨日の疲れが残っている状態に加えて、いつもよりハイペースで走ったことで筋力が大幅にダウン。途中で休憩していると、ロードの大集団が峠に向かって激早で駆け上っていきましたが、どこかのチームなのでしょうか…


何もありませんがここが「杣坂峠」です。ここから豊川側へのダウンヒルはお勧めです。(気分は頭文字Dです)


今日も早めの補給タイム。思いつきで急きょ本宮山に向かうことにしたのですが、距離を調べずにやってきたため、予想より距離が伸びそう…


「本宮山ヒルクライム」のスタート地点に到着。ようやくスタート地点に着いたというのに、脚の筋力があまり残っていません。昨日のロードを使ったヒルクライムの疲労度は思いのほか大きかったようです。アンティーコならヒルクライムの連投が可能でも、ロードではたった一日走っただけで筋力ダウン。10分ほど座り込んで筋力の回復を待ちますが、回復の気配なし。心肺機能は少し休めば回復しますが、筋力は回復しませんね。こうなると重量のあるキャスパーで本宮山を上るのは気が重くなりますが、やるだけやってみますか。


ということで、滝汗になりながらも登頂完了。全く気合が入らず「あと何キロで終わる」と上り終えることだけしか考えられなかった寂しいヒルクライムでした。所要タイムは激遅の「66分28秒」でした。「本宮山ヒルクライム」は前半のペース配分が非常に難しいです。勾配がきつくなる後半に備えて、筋力を温存するのか心肺を温存するのか、両方温存すると当然ながらペースがめちゃめちゃ遅い。今日はキャスパーでしたので、気力がなくなってしまった終盤の激坂区間もなんとかなりましたが(もちろんインナーギア封印)、ロードの場合は気持ちが切れてしまうと上れないかも。ともかく、本宮山は疲れているときに走るところじゃないです。


「せっかくキャスパーで来たのだから千万町坂も上ろうか」なんていう浮かれ気分はいつの間にか吹っ飛び、さてさてどうやって帰ろうかという状態で、筋力が残っていません。とても国道301号を走れそうも無いため、ひたすら下り区間になる岡崎方面に向かいますが、田原坂を下ってからはずっと向かい風。

午前8時30分出発、午後3時30分帰宅。走行距離は約122km(獲得標高:1442m)でした(アベレージは21.1km/h)。

本日の補給品
・パン2個
・携帯補給品2本
・アミノゼリー1個
・栄養ドリンク1本



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