SPDシューズ

SPDやSPD-SLは走りには有利でしょうが、観光に不便とか立ちゴケの心配などがあって今まで使いませんでした。“サイクリング”レベルの走りなら昔ながらのトゥークリップで良いじゃんと思ってきましたが、「ロードレーサーを買った時は使う」と決めていたからには、今回ばかりは使わない理由が見つかりません。

先日、同僚と短距離勝負をした時に、私はビアンキLupoD(トゥークリップ)で同僚は入門ロード(SPDペダル)ですが、数百メートルまでは私が先行しましたが、800m辺りで太ももの筋力が急激にダウンして、あっさり同僚にパスされてしまいました。たぶんSPDペダル&シューズの効果はあるんだろうなと漠然と思っていましたが、購入して実際に試してみると、筋力に余裕が持てることがよく分かります。通常なら太ももの前側の筋力を使い切ってしまいそうなコースでも全く疲れません。その代わりに心臓と肺に負担が掛かるため、どちらが良いのか分からないのですが…

で、購入したシューズはシマノの「SH-R086BSE」です。これにした理由は“青い”のが欲しかったからですが、ちょっと選択を誤りました。同僚いわく「SPD-SLじゃなくてSPDなら普通に歩ける」だったので、実物を見ずに「SPD兼SPD-SL」というよく分からないものを購入したのですが、どうやら「SPD-SL」が基本で「SPDも使える」というシューズのようです。

このように金属のクリートが靴底にあるため、歩くとカチャカチャとうるさいです。信号待ちで路面に足を下ろすとゴリッと鳴ります。SPD-SLのペンギン歩きにはなりませんが、観光地での散策はチト厳しいです。軽量のシューズを携帯して観光するときは履き替えたほうがいいかも。となると、SPD-SLでも良いんじゃないのかと思えてきました。



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